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「建って終わり」ではない…施工不良、施工瑕疵(かし)は重点的にチェック
運営前にしっかり施主検収をしていないと思わぬトラブルが発生します。施主検収とは発注者である施主が契約通り工事されているか最終確認することです。
私のケースでは、洗濯パンに水を流せるか確認せず施主検収を終えてしまいました。運営が始まってから2週間後の年末年始に、水が逆流して夜中に階下から猛クレームがあったのです。
やはり必ず事前に動作させて確認しなければいけません。それも極端な動作をさせることが肝心です。エアコンなら、全部一気に点けて最高気温、最低気温にします。アンペア数が足りずブレーカーが落ちることもあり、自分の想定の浅さからくるミスもあると反省したことも。もちろん施工不良でエアコンが効かない場合もありました。
ここでポイントになるのは、お金の支払いを先行させると業者の対応が鈍くなることがあります。
工事業者からは検収後の1週間から10日以内に支払いを求められるのですが、工事後すぐには不具合が見つからない場合もあります。たとえば壁紙がはがれる、床が浮くなどが起こりやすいのですが「使い始めてから起こったんですよね?」と反論されやすくなってしまうのです。やはり、ある程度の時間が経過した後で問題が見えてくるので、支払いはなるべく後ろにしましょう。
具体的には施主検収後に「月末締め翌月払い」のような支払いスケジュールにするのが理想です。そうすれば、運営が始まってから起こる不具合や変化にも、支払い前のタイミングで対応を求めることができます。
ゲストにとっては「初めての部屋」…思わぬ不良が見つかる場所は?
まず、必ず現場を定期的に見に行き現地確認しましょう。図面上で解釈の余地をなくすくらい仕様と配置を決めるのが重要です。コンセントの設置場所も、この時点で指示を明確に出さないと、業者や職人の解釈で付けやすい場所に設置されてしまいますから、しっかりと考えて明確に依頼する必要があります。
見落としがちなのは、Wi-Fiやルーターを設置する場所に、新しいコンセントを付けるのを忘れられたり、スイッチも任せておいたら部屋の奥に付けられて、使いづらくなるようなトラブルです。
もう1つ、リフォームでよくあるのは、ドアの開閉する向きでベッドが部屋に入らないといったトラブルです。ドアの向きが平面図上にないため、「どっち向きでもいいんだな」と勝手に解釈されてしまいます。
壁付けテレビやタオルハンガー掛けなど、平面図上に表示されないものにも注意してください。下地を補強せずに取付され、落下するなど危険です。
特に民泊の場合は、仕様が分かりにくければゲストから問い合わせがありますし、最悪の場合は「使えないよ!」とクレームになります。そういう生活導線は、住居に比べたら宿泊のほうがデリケートにしないと悪いレビューにつながるため要注意です。住居は住んでいる人が経年で学習していきますが、宿泊は毎回初めての人たちが使うからです。
