(※写真はイメージです/PIXTA)

年末年始の帰省――それは多くの家庭にとって、久しぶりに親族が集まる大切なイベントとされています。総務省『社会生活基本調査(令和3年)』によれば、「帰省・訪問などの旅行」を1年間でおこなった人の割合は、40~44歳で17.1%。ご馳走やおせち料理、お年玉のやりとり、団らんの時間…。しかしその一方で、「実家に帰るのが気が重い」「義実家との関係が負担」と感じる人も少なくありません。中でも、祖父母と孫との関係は一見良好に見えても、無意識の“距離感”がストレスとなり、子ども自身が「行きたくない」と感じるケースもあるのです。

「帰省はやめようか」

咲子さんは夫とも話し合い、「今年は“我が家だけ”で年越しをしてみよう」という結論に至りました。夫も最初は難色を示したものの、「あの子がそこまで思っていたとは…」と納得。

 

そして迎えた年越し。近所の神社に初詣へ行き、家族3人でおせちを囲む今年の元日――航くんは満面の笑みを浮かべていたそうです。

 

「もちろん、義母に罪悪感がなかったわけではありません。でも、“全員が我慢してる帰省”に意味はないと思いました。来年はまた違う形でつながれたらいいなと思います」

 

今、家族の在り方は多様化しています。

 

「孫と祖母が仲良くあるべき」「正月は親族で集まるべき」――そんな“べき論”に縛られず、子どもの小さな声に耳を傾けること。それが、よりよい家族関係を築く第一歩になるのかもしれません。

 

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