まとめ:変化の中で際立ったハワイ不動産の安定性
2025年のハワイ不動産市場は、米国の金利動向や為替をはじめ、外部環境の影響を受けながらも、大きく崩れることなく、全体として安定した推移を見せた1年でした。
一方で、アメリカ本土では、関税問題、政府一部閉鎖、LAでの大規模火災、移民問題など、政治・経済・社会情勢が大きく揺れ動いた1年でもありました。これらの出来事は、短期的には国内の物流や資材供給、建設スケジュールに影響する可能性があり、長期的にはアメリカ全体の投資環境や金利動向、移民政策、ビザ・永住権の発給プロセスなどにも波及することが想定されます。
特に、関税の見直しや移民政策の変化は2026年度以降も継続して大きなテーマとなる可能性が高く、そこから派生するであろう建築資材の価格上昇、物流遅延による建設・修繕工事のスケジュールへの影響やビザ規制問題といった要素は、日本人投資家にとっても無視できないポイントになってきます。これらの動向については、来年以降も継続的な注視が求められます。
短期的な市況や為替に左右されがちな局面においても、ハワイ不動産は「代替のきかない立地と価値」を背景に、長期視点の投資対象として選ばれ続けています。2025年は、その成熟した市場としての強さが静かに際立った1年だったと言えるのではないでしょうか。
栗原 なな
株式会社Crossover International
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