「あの夜をなかったことにしたい」
日本におけるキャッシュレス決済の利用は年々広がりを見せており、2024年には決済額全体の約43%を占めるまでになりました。便利さが生活に浸透する一方で、「その場で金額や内容を確認しないこと」が、思わぬ落とし穴につながるケースも増えています。
高山さんは今回の出来事を、家族にも同僚にも打ち明けることができず、翌月の給与から“高すぎる代償”を支払うことになりました。
「こうして話すことで、自分に言い聞かせているんです。“もう二度と、同じ過ちは繰り返さない”って。でも、できることなら……あの夜をなかったことにしたい」
一度の判断が、大きな後悔につながることもある。終電後の繁華街では、冷静な判断力が何よりの“防御策”なのかもしれません。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
