憧れのリッツ・カールトンを所有できる…?ハワイの「ホテルコンドミニアム」購入後に投資家を悩ませる「想像以上の費用」の正体

憧れのリッツ・カールトンを所有できる…?ハワイの「ホテルコンドミニアム」購入後に投資家を悩ませる「想像以上の費用」の正体
(※写真はイメージです/PIXTA)

常夏のハワイで、世界的ブランドホテルの客室を区分所有できる「ホテルコンドミニアム(ホテルコンド)」は、自分や家族の滞在と宿泊収益を両立できる魅力的な投資商品です。特にワイキキ周辺は日本語対応スタッフを揃えた施設も多く、購入後も日本人が安心して利用できる点が人気です。しかし、購入後に想定外の出費や改装積立金が発生するなど、思いもよらない苦労に直面する投資も少なくありません。今回は、あまり語られることのない「ハワイのホテルコンド投資のリアル」を、株式会社Crossover Internationalの栗原なな氏が詳しく解説します。

知っておきたい、ホテルコンド利用時のその他注意点

管理費用以外にも、ホテルコンドを所有する上で注意しておきたいポイントはいくつかあります。

 

まず、ホテルレンタルに参加している場合、購入した部屋を自身で利用する際も、通常のホテルと同じようにチェックイン・チェックアウトの事前予約が必要です。特に夏休みや年末年始などの繁忙期には予約が取りにくくなるため、6~12ヵ月先まで計画して部屋を押さえておくオーナーも少なくありません。

 

また、ホテルコンドでは基本的に私物を部屋に置いておくことができません。一部の物件には「オーナーズクローゼット」と呼ばれる鍵付き収納スペースがある場合もありますが、収納できる荷物は限られています。家具はあらかじめ備え付けられており、自由にデザインや配置を変えることは基本的にできません。そのため、自分好みの家具やインテリアを取り入れたい方には、少し制約を感じることもあるでしょう。

 

オーナーとしてホテルコンドを楽しむには、自由度の低さや利用制限を理解しつつ、計画的に活用することがポイントです。

ホテルコンド投資に向いている人とは?

結論から言うと、ホテルコンド投資は、短期的な高利回りを求める人よりも、「資産価値の維持と自己利用を重視する人」に向いています。

 

ハワイが大好きで、家族や友人も含めて楽しめること、そして改装費などの突発的な支出にも対応できる余裕があるのであれば、ハワイでのライフスタイルと資産形成を同時に叶える理想的な選択となるでしょう。

 

一方で、毎月安定したキャッシュフローを得たい、あるいは大幅な売却利益を狙いたいという目的であれば、ホテルコンドはあまり向いていません。ホテルコンドのレンタル運用は、利益重視の投資というイメージが強いかもしれませんが、隠れた支出や赤字になる可能性もあることを考慮する必要があります。

 

とはいえ、年に何度でも訪れたくなるハワイだからこそ、支出が大きくてもホテルコンドの人気は衰えません。このハワイが誇るブランド力の底堅さが、ホテルコンドを支え、ハワイ不動産市場全体の安定性にもつながっているのです。

 

 

栗原 なな
株式会社Crossover International

 

 

 

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