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建て前によく似た「リップサービス」と「ホワイトライ」
「建て前」は「タテマエ(Tatemae)」という言葉で英語でも使われています。そのため、日本特有の考え方だと思われがちですが、実は海外にもよく似た概念があります。
建て前に似た英単語として、リップサービス(lip service)とホワイトライ(white lie)があります。これらはいずれも、英語圏を中心に多くの文化圏で使われています。どちらも「本音とは異なることを言う」という点は同じですが、意図や使われ方には違いがあります。
実際の意図と反して相手に同調する「リップサービス」
リップサービスは、実際の意図や行動を伴わないまま、相手に対して好意的・同調的な発言をすることです。
たとえば「その企画、素晴らしいですね」と言いながら、実際には賛成も支持もしていない場面です。このようなときには、すでに却下を決めている場合すらあります。これは、対立を避けるために、表面的な同意や支持の言葉を使う戦術です。社内政治の場面でもよく使われます。
リップサービスは「言葉だけで実が伴わない」「行動せずに同調するふりをする」ものです。そのため、英語圏ではしばしばネガティブなニュアンスを含みます。しかし、相手を完全に否定するものではないので、ビジネスの場では戦術的に使われることもあります。
たとえば、上司のアイデアに違和感があったとしても、その場では肯定的な返答をし、別のタイミングで修正案を伝えるといった使い方です。これは、権力関係や上下関係を意識した、対立や摩擦を避けるための工夫です。
