会議中「あ、間違ってる」と気がついてしまった…上司にその場で指摘すると“評価が下がる”日本企業の部下

会議中「あ、間違ってる」と気がついてしまった…上司にその場で指摘すると“評価が下がる”日本企業の部下
(※写真はイメージです/PIXTA)

日本のビジネスの場において日常的に使われる「本音と建て前」。この建て前は、「Tatemae」として英語でも使われるほど、日本文化として世界に知られるようになりました。しかし、「建て前」は日本独自のものといわれると、そうではないようです。海外にも、建て前とよく似た概念が存在します。経営学者の木村琢磨氏が、著書『社内政治の科学』(日経BP)より、海外における建前の概念と日本の建て前との違いについて紐解きます。

ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中! 

データで読み解く「日本経済」のリアル【エンタメ・スポーツ・事件編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)

データで読み解く「日本経済」のリアル【季節&気象・マインド・おもしろジンクス編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)

富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
八ツ尾順一(著)+ゴールドオンライン(編集)

 

シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!

建て前によく似た「リップサービス」と「ホワイトライ」

「建て前」は「タテマエ(Tatemae)」という言葉で英語でも使われています。そのため、日本特有の考え方だと思われがちですが、実は海外にもよく似た概念があります。

 

建て前に似た英単語として、リップサービス(lip service)とホワイトライ(white lie)があります。これらはいずれも、英語圏を中心に多くの文化圏で使われています。どちらも「本音とは異なることを言う」という点は同じですが、意図や使われ方には違いがあります。

実際の意図と反して相手に同調する「リップサービス」

リップサービスは、実際の意図や行動を伴わないまま、相手に対して好意的・同調的な発言をすることです。

 

たとえば「その企画、素晴らしいですね」と言いながら、実際には賛成も支持もしていない場面です。このようなときには、すでに却下を決めている場合すらあります。これは、対立を避けるために、表面的な同意や支持の言葉を使う戦術です。社内政治の場面でもよく使われます。

 

リップサービスは「言葉だけで実が伴わない」「行動せずに同調するふりをする」ものです。そのため、英語圏ではしばしばネガティブなニュアンスを含みます。しかし、相手を完全に否定するものではないので、ビジネスの場では戦術的に使われることもあります。

 

たとえば、上司のアイデアに違和感があったとしても、その場では肯定的な返答をし、別のタイミングで修正案を伝えるといった使い方です。これは、権力関係や上下関係を意識した、対立や摩擦を避けるための工夫です。

 

次ページ「初めてにしては上出来ですよ」は「ホワイトライ」

※本連載は、木村琢磨氏による著書『社内政治の科学』(日経BP)より一部を抜粋・再編集したものです。

社内政治の科学

社内政治の科学

木村 琢磨

日経BP

印象操作、派閥、権力争い、ゴマすり、社内人脈、根回し…… 世界の学術研究に基づく「理論・フレームワーク」 経営学者が、研究成果に基づき「ビジネスパーソンに必要な政治力」を読み解く!

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録