〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ラックランド〈9612〉……前日比+300円(+25.10%)/終値1,495円
【売買材料】
11月14日(金)取引時間終了後、同社は25年12月期第3四半期累計の連結決算発表にあわせて、通期業績予想を上方修正。未定としていた最終損益予想を23.3億円の黒字(前期は4.8億円の赤字)とした。またこれにともなって、3期ぶりの復配計画も開示。大幅な業績改善と株主還元姿勢が好感され、ストップ高まで買われた。
2位:電気興業〈6706〉……前日比+400円(+20.05%)/終値2,395円
【売買材料】
11月14日(金)取引時間終了後、同社は26年3月期第2四半期連結決算を発表。前年同期に4.5億円の赤字としていた最終損益が1.4億円の黒字に転換するなど業績の改善が確認された。また同時に、同社は自社株100万株の消却を開示。これらが買い材料視されたとみられ、ストップ高まで買われた。
3位:Orchestra Holdings〈6533〉……前日比+150円(+19.13%)/終値934円
【売買材料】
11月14日(金)取引時間終了後、同社は25年12月期の第3四半期累計連結決算を発表。また同時に、25年12月期の通期予想を上方修正した。さらに、株主優待制度の新設を発表しており、これらが好感されストップ高まで買われた模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:ネットプロテクションズホールディングス〈7383〉……前日比-150円(-19.21%)/終値631円
【売買材料】
11月14日(金)取引時間終了後、同社は26年3月期第2四半期連結決算を発表。連結最終利益は前年同期比2.0倍の9.5億円に急拡大し、従来予想の7.4億円を上回って着地した。また、通期予想についても同利益を従来予想の15.8億円から16億円に上方修正し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せするなど好調な業績が確認されたものの、市場では足元の好決算および通期業績の上振れは想定線であったとみられ、小幅な修正にとどまったことを失望した売りが集中した模様。
2位:アドバンスクリエイト〈8798〉……前日比-46円(-16.55%)/終値232円
【売買材料】
11月14日(金)取引時間終了後、同社は25年9月期連結決算を発表。最終損益は15.3億円の赤字となり、これまで未定としていた期末一括配当を見送るとしたことなどが嫌気された模様。
3位:Appier Group〈4180〉……前日比-169円(-14.25%)/終値1,017円
【売買材料】
11月14日(金)取引時間終了後、同社は25年12月期の第3四半期累計連結決算を発表。営業利益が前年同期比58.5%増の19.1億円となるなど好調な業績が確認されたものの、市場コンセンサスであった22.8億円には届かず、失望売りが膨らんだ模様。
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