(※写真はイメージです/PIXTA)

地方移住への関心は年々高まっています。「自然の中で子育てしたい」「老後は静かな土地で暮らしたい」など、ニーズは様々です。しかし、メディアで紹介される「田舎暮らしの魅力」の裏には、移住者にしかわからない“想定外の壁”があるのも現実です。

町内会の参加は義務?拒否できる?

結論から言えば、町内会への加入は法律上「任意」です。自治会(町内会)は任意団体であり、加入を強制されたり、未加入者が不利益を受けたりすることは、本来あってはなりません。

 

しかし現実には、地域によって「加入が当然」という空気が根強く残っており、加入しないことでゴミ収集や回覧板に支障が出るケースも報告されています。

 

もちろん、地域住民の防犯・防災活動や、災害時の共助体制を支えるのが町内会の役割であり、“まったく無関心”では孤立しやすいのもまた事実です。

 

「誰もが忙しい中で、地域を保つために最低限の負担は必要」

「外から来た人も“地域の一員”として関わってほしい」

 

こうした思いは、長年住む住民からすれば当然かもしれません。ただし、移住者側にも「生活のペース」「体力や働き方」など事情があることを、丁寧にすり合わせる必要があります。

 

高橋さん夫婦は現在、最低限の活動にだけ参加する形で折り合いをつけたといいます。町内会の班長に、健康面や移住の背景を率直に話したところ、「できる範囲でいいですよ」と配慮してもらえたのだとか。

 

「誰も悪くないんです。ただ、“田舎にはこういう付き合いがある”と知っていたら、覚悟も準備もできたと思うんです」

 

田舎暮らしは、自然との闘いだけでなく、“人との距離”との付き合いでもあります。自由な生活を求めた移住で、逆に“縛られた”と感じないためにも、地域社会との接点について、事前に十分な情報を得ることが大切なのかもしれません。

 

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