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「売上目標」より先に考えるべき数字の魔力
次に、「数字」の魔力についてです。
ビジネスにおいて、数字は目標達成のための重要な指標となります。しかし、数字を単なるデータとしてとらえるのではなく、目標達成への道筋を示すフライトプランとして活用することで、その効果は飛躍的に高まります。
がビジネスで数字を考える場合、売上高やノルマは優先順位としてはかなり低くなります。何をおいても最初に考えるのは、「具体的にいくらあれば豊かさと自由と幸せを感じられるのか」ということです。ビジネスや人生において金銭的な数値目標を立てまずこの数字を明確にし、書き留めるべきです。その達成に向けた日々の進捗を追うことが、確実にノルマを達成し、ゴールへと向かう最短ルートです。
過去に私は、「30歳までに貯金1億円」という数値目標を立て、それを“パスワード”として日常的に使っていました。金額のインパクトが強く、現金としての「1億円」を明確にイメージできていたことで、その数字は私の意識のなかで特別な存在感を放っていたのです。
日々の仕事や私生活のなかで、心が揺らぐ瞬間は誰にでもあります。ネガティブな感いやり情が押し寄せたときも、この「1億円」という目標は、まるで心の奥底にひそむ錨(いかり)のように、私をその場に踏みとどまらせてくれました。無意識のうちにその数字が思い出されることで、自分の軸を取り戻し、乱れた感情の流れを穏やかに整えてくれるのです。
目標を数字として具体化し、それを繰り返し意識に刻み込む――これは、私にとってセルフモチベーションのための大切な手段であり、周波数の軌道修正を可能にする、心のルーティンでもありました。
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