(※写真はイメージです/PIXTA)

離れて暮らしている高齢の親。電話では元気そうでも、実際に家を訪ねると生活の破綻や孤立の兆しが一目で分かる——そんなケースは珍しくありません。本記事では、仕送りのやり取りを続けてきた79歳の母に違和感を覚え、54歳の息子が“アポなし帰省”で目の当たりにした現実と、そこからの立て直しの過程を見ていきます。

「心配」と「口出し」の線引き

介入し過ぎれば自尊心を傷つけ、放っておけば生活は縮む——難しいバランスです。広志さんは「やることリスト」を“共同の台帳”に変え、母が自分でチェックできる形にしました。達成できたら丸をつけ、写真を送ってもらう。小さな成功体験が積み上がると、解約できなかったサブスクにも自分から電話できるようになりました。

 

親との距離が離れるほど、生活の変化や異変には気づきにくくなります。しかし、「元気そうだから大丈夫」ではなく、「少しでも違和感を覚えたら会いに行く」という姿勢が、孤立やトラブルを防ぐ第一歩です。

 

電話やLINEでのやり取りに加え、定期的な訪問や生活費の“見える化”を行うことで、金銭トラブルや健康悪化のサインを早期に発見できる可能性が高まります。

 

少子高齢化が進むいま、「親の生活を気にかけること」は、特別なことではなく家族の新しい“日常習慣”として求められています。扉を開ける勇気と関心が、家族を守る最も確かな手立てになるのかもしれません。

 

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