ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
父が溶かした退職金【上巻】・【下巻】
小林篤典(著)+ゴールドオンライン(編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
分散管理の基本戦略
富裕層が資産運用で重視すべきなのは、単に資産を増やすことだけではなく、まず「資産を減らさないこと」です。そのための基本戦略が「分散管理」です。
1. 資産の種類でリスクを分散する
まずは、資産の種類ごとに分散させることが重要です。現金・預金、株式、債券、不動産、金など、リスク特性の異なる資産を組み合わせることで、予期せぬ損失を軽減できます。
たとえば、預金だけを考えた場合も、同じ銀行に集中させるか、複数の銀行に分けるかでリスクの度合いは変わります。同じ銀行にまとめれば優遇サービスを受けやすい一方で、万が一の破綻リスクは集中してしまいます。
不動産投資も同様です。値上がりしている都市部に複数の物件を所有しても、地震や火災などのリスクが地域に集中するため、分散管理の観点では不十分です。
2. 金・暗号資産・海外資産への分散
金は、経済不安や通貨不安の際に価値が上昇しやすく、相続評価も売買実例や専門家の意見に基づいて行われます。暗号資産も同様に、取得時の価格を基に課税されるため、リスク管理と税務への配慮が必要です。
海外資産への分散も可能ですが、日本居住者が外国銀行口座を開設するには一定の条件があります。スイスやシンガポール、香港などのプライベートバンキングは、概ね300万ドル以上の資産を持つ人向けです。また、AEOI(金融口座情報の自動交換制度)により、国外口座の情報は日本の税務当局と自動的に共有されます。
さらに、海外送金にも制限があります。日本からの送金が100万円を超える場合は「国外送金等調書」の提出が必要で、5,000万円以上の海外財産については「国外財産調書」の提出義務があります。こうした規制を踏まえ、海外資産への分散は慎重に計画することが求められます。
矢内 一好
国際課税研究所首席研究員
海外移住で圧倒的節税!海外金融機関の活用法
どんな人が海外移住で節税のメリットを享受できるのか
>>>8月8日(土)-9日(日)限定配信
【8月9日(日)までに登録完了した方限定】
『5分でわかる!「資産管理会社」基本の「キ」』
セミナー資料抜粋版プレゼントキャンペーン
>>ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部<<
ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が
主催する「資産家」のためのセミナー・イベント
「駆け込み節税」はもう通用しない!
令和8年度税制改正で激変する
不動産オーナーの「生前・長期防衛戦略」
【7月29日(水)】意外と多い!
「外野」が出てくる、「遺言」があっても揉める
“思い通りの相続”を実現したい人は知っておくべき
紛争事例から学ぶ、原因と事前対策
