〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:パラマウントベッドホールディングス〈7817〉……前日比+504円(+18.87%)/終値3,175円
【売買材料】
同社は9月24日(水)取引時間終了後、同社社長の木村友彦氏が株式取得を目的に設立したTMKRが、同社に対してTOBを実施すると発表。TOB価格は1株3,530円としており、これにサヤ寄せする形でストップ高まで上昇した。
2位:ハピネット〈7552〉……前日比+1,000円(+16.23%)/終値7,160円
【売買材料】
9月24日(水)取引時間終了後、同社は26年3月期の上期連結業績予想について、売上高を1,800億円から1,940億円に、営業利益を58億円から84億円にそれぞれ上方修正すると発表。これが好感されストップ高まで買われた。
3位:住友金属鉱山〈5713〉……前日比+489円(+11.30%)/終値4,818円
【売買材料】
9月24日(水)、銅・モリブデン生産における世界最大級の企業である米フリーポート・マクモラン社が、インドネシアの銅鉱山において8日に作業員が死亡する事故が発生したことを受け、当該の鉱山からの契約供給について不可抗力条項の発動を明らかにした※。
※不可抗力条項とは……戦争や自身など、当事者の制御を超えた予期せぬ出来事(不可抗力)によって、契約上の債務の履行が不可能になったり遅延したりした場合に、債務不履行の責任を負わないことを定める条項のこと。
これを受けて同社の株価は急落した一方、世界的に銅の供給不安が高まったことを背景にロンドン金属取引所(LME)で銅先物が急上昇しており、非鉄金属株の刺激材料となった模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:アステリア〈3853〉……前日比-159円(-8.00%)/終値1,829円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日の急騰および当日の寄高を受けて、利益確定売りが集中した模様。
2位:テスホールディングス〈5074〉……前日比-22円(-4.90%)/終値427円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日までの株価急騰の反動か。
3位:アイ・ピー・エス〈4390〉……前日比-170円(-4.55%)/終値3,570円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社は9月22日の取引時間終了後、日本とフィリピン、シンガポールを結ぶ国際海底ケーブルの共同建設に関する追加情報を公表しており、翌営業日の24日(水)に一段高となっていた。
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