日曜の昼下がり、突然突きつけられた「老後の夢、終了」の現実。〈小遣い月2万円〉倹約生活を続けた64歳会社員、妻の差し出した〈通帳の中身〉に絶句

日曜の昼下がり、突然突きつけられた「老後の夢、終了」の現実。〈小遣い月2万円〉倹約生活を続けた64歳会社員、妻の差し出した〈通帳の中身〉に絶句

家計管理は妻に任せて、自分は毎月もらうお小遣いでやりくり。家族のためにと倹約に努めている会社員も少なくないでしょう。しかし、そんな努力が水の泡になる事態が密かに起きていたら……? 事例を見ていきましょう。

「悲惨だよな」他人事だと思っていた厳しい老後

日曜日、テレビで「年金だけでは暮らしていけない」と嘆くシニアの特集を眺めていたときのこと。

 

「ああ、悲惨だよな……。でも、あれだけ節約してきたんだ。うちは大丈夫だよな。あと1年でゆっくりできるのが楽しみだよ」

 

何気ない問いかけでした。しかし妻はしばし黙り込んだ後、思い切ったようにこう告げたのです。

 

「うちも他人事じゃないのよ。これ、見て」

 

そうして差し出された通帳の残高は、100万円を切る金額。贅沢もせず、60歳時には退職金1,200万円も振り込まれたというのに、なぜこんなに少ないのか。長野さんは言葉を失いました。

 

事情はこうでした。結婚後、家計管理を任された妻は、実はお金のやりくりが得意ではありませんでした。子ども2人の教育費、マンションや車のローン、節約しきれない食費や生活費――。その結果、まったくお金を貯めることが出来なかったというのです。長野さんの涙ぐましい節約を見ていたはずですが、逆にこう責められました。

 

「だって、あなたの稼ぎが少ないのが根本的な原因でしょう? それにあなた、全部私にまかせっきりで。何にも相談に乗ってくれなかったじゃない」

 

退職金はどうしたのかといえば、「大金がある」という安心感と60歳を過ぎて年収が激減した分の穴埋めから、あっという間に100万円を切るところまで資金を減らしてしまったというのです。

 

「なんてことを…老後はどうするんだ」

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