もっと早く「NO」と言えていれば…元ルイ・ヴィトン トップ販売員の後悔。長年のお得意様を「失う覚悟」を決めた、たった一つの理由

もっと早く「NO」と言えていれば…元ルイ・ヴィトン トップ販売員の後悔。長年のお得意様を「失う覚悟」を決めた、たった一つの理由
(※写真はイメージです/PIXTA)

無理な要求を繰り返す顧客、度が過ぎた発言をするお得意様……。多くの販売員が、日々の接客で「お客様との距離感」に悩んでいます。元ルイ・ヴィトン トップ販売員である土井美和氏も、かつて同じ問題に直面し、ある“大きな決断”を下した経験があるといいます。『「自分」というブランドを売る 元ルイ・ヴィトン トップ販売員が大切にしてきたこと』(大和出版)より、実体験をもとに「顧客との適切な距離感」を維持するコツを紹介します。

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育てたようにお客様は育つ

あなたの大切な人、長い付き合いの友人を思い浮かべてみてください。きっとその人には、どこか尊敬できる部分があるのではないでしょうか? リスペクトを感じ合えるからこそ、よい関係を長く続けられるのだと思います。

 

こうしたリスペクトは、お客様との関係にも通じるものがあります。かつては「お客様は神様」という言葉の元、「お客様の言うことは絶対」という風潮がありましたが、無理な要求や過剰なサービスに対応することは、その場はよくてもいずれ無理が生まれてしまいます。お客様に直接対応するスタッフの心の負担にも繋がり、その関係は長くは続かないと思うのです。

 

その対応が、お客様の「当たり前」をつくる

私の実家には長年、相田みつをさんのカレンダーが飾られていました。心にスッと入るたくさんの言葉がある中でも、印象に残っているものに「育てたように子は育つ」があります。

 

まさに「育てたようにお客様も育つ」のだと思うのです。少々理不尽でも「お客様は神様」と全てに応じ続けていると、それが当たり前になり、要求がエスカレートしていきます。

 

誠意ある対応は大前提ですが、「できること」と「できないこと」を明確に伝えるのも、健全な関係には必要です。それがお互いリスペクトを持って、長くお付き合いしていくことに繋がるからです。

 

 

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※本連載は、土井美和氏による著書『「自分」というブランドを売る 元ルイ・ヴィトン トップ販売員が大切にしてきたこと』(大和出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

「自分」というブランドを売る 元ルイ・ヴィトン トップ販売員が大切にしてきたこと

「自分」というブランドを売る 元ルイ・ヴィトン トップ販売員が大切にしてきたこと

土井 美和

大和出版

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