(※写真はイメージです/PIXTA)

「年収1,000万円」と聞くと、多くの人は「経済的に安定した生活ができる」というイメージを抱くのではないでしょうか。求人広告やメディアでも目を引く金額であり、一つの“到達点”として語られることも少なくありません。しかし、実際にその年収に到達してみると、税金や社会保険料の負担、さらには教育費や住宅費など現実的な出費に直面し、想像していたほどの余裕が感じられないケースもあります。

「年収1,000万円」の落とし穴

国税庁『民間給与実態統計調査(令和5年)』によれば、給与所得者の平均年収は約460万円。年収1,000万円は全体の上位6〜7%に入ります。しかしこの層は、税負担や社会保険料の増加に加え、児童手当や高校授業料無償化といった制度の所得制限に引っかかりやすく、実際の可処分所得は見た目ほど多くありません。

 

専門家は「年収1,000万円前後は“高収入に見えるが実際はゆとりが少ない層”」と指摘します。家族構成や住居費、教育費次第では、平均的な世帯と生活水準が大きく変わらないこともあるのです。

 

田中さんは今も仕事に打ち込みながら、教育費と老後資金の両立に悩んでいます。

 

「課長になれば生活は楽になると信じていたけど、実際は責任も支出も増えて、心配はむしろ増えました」

 

そう振り返る田中さんの言葉は、“1,000万円プレーヤー”のリアルを端的に表しています。

 

「年収1,000万円」という言葉は華やかに響きますが、重要なのは実際に使える手取り額です。社会保険料や税金、制度の制限を考慮すれば、額面に惑わされず家計を設計する必要があります。

 

田中さんの驚きは、誰にとっても決して他人事ではないのかもしれません。

 

 \6月16日(火)開催/
「相続税の税務調査」

調査対象に選ばれる人・選ばれない人

※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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