(※写真はイメージです/PIXTA)

タワーマンションは長らく“都市の成功者”の象徴とされてきました。眺望、共用施設、駅近、ブランド——そのすべてが揃う暮らしは、若い共働き夫婦にとって特別な憧れでもあります。特に低金利時代には、多少背伸びをしてでもタワマンを買おうという30代世帯が珍しくありませんでした。しかし、実際に住んでみたからこそ見えてくる現実もあります。今回は、30代でタワマンを購入したある夫婦の経験をもとに、「憧れの生活」の内側に潜む“影”について考えます。

“背伸び購入”はもう通用しない時代に

2024年現在、都内新築マンションの平均価格は1戸あたり約9,500万円に達し、共働きの30代夫婦でも手が届きにくい価格帯になっています。かつてのように“背伸びして買う”という選択は、もはや当たり前ではなくなりつつあります。

 

田島さん夫妻は、昨年タワマンを売却しました。幸いにも購入時とほぼ同額で売れ、諸費用を差し引いてもわずかながら手元資金が残ったそうです。

 

「持ち家の満足感もあったけど、うちは“所有する喜び”より“余白のある暮らし”の方が大事だと気づきました」

 

現在は東京都北東エリアの賃貸マンション(2LDK・駅徒歩10分)に住んでいます。子どもが小学生になるまでには再度購入も視野に入れていますが、「今のほうが気持ちに余裕がある」と語ります。

 

「タワマン生活に後悔はありません。楽しい思い出もたくさんあるし、あの頃の選択にも意味はあった。ただ、“身の丈”って、やっぱりあるんだなと思いました」

 

 \6月16日(火)開催/
「相続税の税務調査」

調査対象に選ばれる人・選ばれない人

※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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