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本当の「フォトウエディング」
「結婚式は挙げないけれど、すてきな写真だけは残したい」
そう考えるカップルが増えています。ウエディングドレスや和装など、たくさんの衣装を着て、とっておきの場所で写真を残せる「フォトウエディング」は、従来の結婚式とは異なる魅力にあふれています。
美しい衣装を身にまとい、プロのカメラマンが撮影する写真は、それだけで素晴らしい記念になります。しかし、私がお伝えしたいのは、写真(モノ)だけにとどまらない、心に残る「フォトウエディング」です。
「フォトウエディング」という言葉には、「写真撮影」だけでなく、「結婚式」という意味も込められています。
だからこそ、せっかくフォトウエディングを行うのであれば、二人の想いを込めて、結婚式としての意味をもつ一日にしてほしいのです。
具体的には、写真撮影の前に「誓いの時間」を設けることをおすすめします。二人きりで向かい合い、手を取り、見つめ合いながら、お互いにどんな未来を描いているのかを伝えます。これこそが、本当の「フォト+ウエディング」といえます。
「どんな夫になるのか」「どんな妻になるのか」「どんな家庭を築きたいのか」といったことについて、しっかり考えて言葉にすることで、二人の絆はより確かなものとなり、未来へと続いていくはずです。これは、ほかの誰でもない、二人にとっての世界でたったひとつの結婚式です。
以前、撮影準備中に、新郎の両親がスタジオを訪れたことがありました。「どうせ写真だけだろう」と軽い気持ちで来たそうですが、二人の「誓いの時間」を偶然耳にした途端、その表情は一変しました。息子夫婦が、これからの人生をともに歩む決意を、真剣な面持ちで語り合っている姿に、目頭を熱くしていました。
あとから両親は「今日は本当に来てよかった。二人の未来を信じてあげたい、そう思えました」と、プランナーに感謝の気持ちを伝えたそうです。
「誓いの時間」を経てから撮影する写真は、きっと、何気ない表情の一つひとつにまで、二人の強い絆と愛情が感じられるものになるはずです。
結婚式はさまざまなプログラムがありますが、その中心は、いつの時代も「二人の誓い」です。これは、フォトウエディングにおいても同じです。写真に込められた「誓い」の重みは薄れることはありません。
安部 トシ子
オフィース・マリアージュ
取締役会長
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