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コロナ禍を経て日本では結婚式は「やらなくてもよいもの」へ
ウエディング業界において大きな転換点となったのが、2020年から数年続いたコロナ禍です。ウエディング業界においては、カップルの結婚式に対する考えを激変させた歴史的な出来事といえます。
その変化はバブル崩壊後の比ではなく、結婚式のスタイルや考え方にこれほど大きなインパクトを与えた事象はいまだかつてありません。コロナ禍は結婚の周辺にある恋愛や家族、友人関係など人のさまざまな価値観を揺さぶりました。
ビフォーコロナであれば、結婚式への夢や希望を大きく膨らませ、自分たちらしさを大事にしながらも、会場が条件として提示する「ゲストは60人以上」など一定の規模感で結婚式を執り行うカップルが大勢いました。
一方で、コロナ禍やアフターコロナにおいては、地に足をつけた人間味のある結婚式を望むカップルが明らかに増えました。コロナ禍で、人と人との温かなふれあいや結びつきが断絶された日々に「自分にとって本当に大切なヒト・モノ・コトってなんだろう」と自問自答した人も多いと思います。
結婚式を挙げようとするカップルも同様で、結婚式に招くゲストを熟考するようになったのです。シンプルにいうと「本当に大切な人たちだけを呼んで、小規模でもいいから自分たちらしい結婚式をしたい」と考える人が増えました。
これにより、ウエディング業界の対応も大きく変化しました。コロナ禍真っ只中の結婚式はもちろん、アフターコロナの結婚式も劇的に変わっています。
