(※写真はイメージです/PIXTA)

定年後の「スローライフ」に憧れ、地方移住を選ぶ高齢者が増えています。自然に囲まれた暮らしや物価の安さなどが魅力とされる一方で、交通・医療・人間関係など、移住先での生活環境が合わずに後悔するケースも少なくありません。老後の安心を求めたはずの移住が、思わぬ孤立や負担を招くこともあるのです。

あなたにオススメのセミナー

     ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中! 

    トランプ劇場と超富裕層課税 増税か、減税か――税制が映し出すアメリカの真実
    奥村眞吾(著)+ゴールドオンライン(編集)

    シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!

     

    老後の生活は「安心して暮らせる場所」で

    老後の移住は、住宅費の削減や生活費の節約という経済的メリットが強調されがちですが、実際には環境変化に伴う支出が増え、結果として資産を減らしてしまうケースも少なくありません。

     

    結局、佐野さん夫婦は3年で元の地域に戻ることを決断しました。家は売却に出し、子どもたちの近くにある賃貸マンションに引っ越しました。

     

    「戻ってきてから、ようやく老後の安心を感じられるようになりました。田舎暮らしが悪いわけじゃない。でも、私たちには合っていなかった。それを受け入れるのにも時間がかかりました」

     

    そう語る義一さんの言葉には、苦い経験を経たからこその重みがにじんでいます。

     

    田舎暮らしには、自然に囲まれたゆとりある生活や、地域の温かなつながりといった魅力があります。一方で、生活インフラや医療体制、近所づきあいの文化、そして金銭的なコストにも目を向ける必要があります。

     

    老後の生活は、「のんびり過ごす場所」以上に、「安心して暮らせる場所」であることが大切です。移住を検討する際には、一時の理想や憧れだけで判断せず、生活設計や老後資金とのバランスを踏まえて慎重に判断することが求められます。

     

    【関連記事】

    ■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

     

    ■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

     

    「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

     

    人気記事ランキング

    • デイリー
    • 週間
    • 月間

    メルマガ会員登録者の
    ご案内

    メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

    メルマガ登録
    会員向けセミナーの一覧