(※写真はイメージです/PIXTA)

お盆や年末年始などの長期休暇は、家族が一堂に会する貴重な機会です。とくに高齢の親世代にとっては、子や孫の帰省は何よりの楽しみ。しかしその一方で、家事の負担や生活リズムの乱れ、気疲れなど、実は大きなストレスを感じているケースもあります。心の底では「うれしいけれど、正直つらい」と思っている親も少なくありません。

ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中! 

『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)

『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)

『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)

シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!

「休みなのに、休めない」生活リズムのズレ、心のすれ違いも

「やっと静かになったわ…」

 

お盆明けの月曜日。66歳の主婦・田辺幸子さん(仮名)は、片付け途中のリビングを見渡しながら、少し疲れた表情で話し始めました。

 

息子夫婦と3人の孫が7日間帰省し、賑やかだった自宅。食事の支度に洗濯、後片付け…いつも以上に家事フル稼働の1週間が終わったばかりです。

 

「孫たちは可愛いし、来てくれるのは嬉しいんです。でも、正直この歳になると、1週間はちょっときついですね…」

 

「休みなのに、休めない」

 

幸子さん夫婦はともに60代後半。普段は2人で穏やかに暮らしています。ところが、お盆に息子家族が帰省すると、家の中は一変。5人分の布団を出して、朝昼晩のご飯を用意。洗濯機は1日2回まわし、掃除も念入りに。

 

「朝ごはんは? 昼はどこで食べる?って、常に誰かに聞かれてる感覚で。台所に立ってる時間がすごく長くなるんです」

 

滞在中、息子夫婦は観光に出かけたり、地元の友人と会ったりすることもあり、孫の面倒を見る時間も長くなりました。

 

「私たちも孫と遊ぶのは楽しい。でも、体力的にずっと相手をするのはもう無理。体がバキバキです(笑)」

 

長期滞在となると、生活リズムの違いもストレスになります。

 

「夜遅くまで起きていたり、電気やエアコンの使い方が気になったり…。気にしないようにしても、やっぱりちょっと疲れるんですよね」

 

そんな中でも、義理の娘に対しては気を遣い続けなければなりません。台所に入らせないように気を配ったり、布団の準備をしておいたり。昔のように「うちのやり方でいいよね」とも言いにくくなっています。

次ページ「また来てね」は本音。でも…
カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録