ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
財産に振り回されるのは、もう終わりにしたい
「自分の財産を誰にどう残すか」を気にかける高齢者は少なくありません。
実際、終活に取り組むシニア層のうち、約4割以上が「金融資産の整理」を進めているという調査結果もあります。
相続は、感情と制度が交差する分野です。「渡したい人」と「渡したくない人」がいるなら、口約束や家族への希望を伝えるだけでなく、遺言や信託といった制度で意思を明確にしておくことが欠かせません。
そのためにも、まずは制度を知ることが第一歩です。そして制度を理解したうえで、「自分は誰に、どんな思いでなにを渡したいのか」を考えることが、納得のいく相続や終活につながっていきます。
ただ、どの方法をとっても、長男が受け取った財産の“使い道”や“処分”を制限することはできません。遺留分を主張されれば、結果として嫁にお金が渡る可能性を完全に防ぐこともできません。
どれだけ制度を駆使しても、思いどおりにはならないこともある――そう痛感した節子さんは、あるとき、ふと思ったのです。
「だったら、もうそのエネルギーを、自分のために使おうと思ったんです」
節子さんは、長年の我慢やしこりに区切りをつけ、高級有料老人ホームへの入居を決めました。
「長男夫婦にどう残すかを気にして生きるのは、もうやめます。これからは、自分の人生を自分のために使いたい」
「ただで死んでやるもんか」――その言葉には、葛藤の末にたどり着いた、“自分の人生を自分で締めくくる”という静かな覚悟がにじんでいました。
三原 由紀
合同会社エミタメ
代表
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

