〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:宮越ホールディングス〈6620〉……前日比+300円(+22.80%)/終値1,616円
【売買材料】
当日14:00ごろ、同社は26年3月期第1四半期連結決算を発表。営業損益が700万円の赤字(前年同期は9,000万円の黒字)に転落するなど低調な業績が確認された。一方、同社株価は寄り付きから急騰。決算発表後も大きく崩れることなく、ストップ高で取引を終えた。WICプロジェクト開発許可の取得が材料視された模様。
2位:日本化学工業〈4092〉……前日比+414円(+19.10%)/終値2,582円
【売買材料】
8月7日(木)取引時間終了後、同社は26年3月期の連結決算予想について、経常利益を従来の14億円から32億円と大幅に上方修正した。加えて、年間配当を従来計画の106円から120円(前期は92円)に増額修正。これらが買い材料視され投資資金が流れ込んだん模様。
3位:ダイフク〈6383〉……前日比+548円(+13.78%)/終値4,524円
【売買材料】
8月7日(木)取引時間終了後、同社は25年12月期連結業績予想について、営業利益を815億円から870億円に、純利益を650億円から680億円に上方修正。あわせて、年間配当予想を従来の64円から68円に引き上げ。これらが好感され買いが膨らんだ模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:中外製薬〈4519〉……前日比-1,308円(-17.68%)/終値6,092円
【売買材料】
同社が創薬した肥満症治療薬候補「オルフォグリプロン」について、その開発・販売権利を譲受した米製薬大手「イーライ・リリー」が第3相治験の結果を発表。同薬を服用した被験者について、一定の効果は確認したものの、市場が期待するほどの効果ではなかったことから失望売りが集中した模様。
2位:浜松ホトニクス〈6965〉……前日比-318円(-17.17%)/終値1,534.5円
【売買材料】
8月7日(木)取引時間終了後、同社は25年9月期連結業績予想について、売上高を上方修正した一方、営業利益を大幅に下方修正。これが嫌気され売りが膨らんだ模様。
3位:チャーム・ケア・コーポレーション〈6062〉……前日比-235円(-16.97%)/終値1,150円
【売買材料】
8月7日(木)取引時間終了後、同社は25年6月期連結決算を発表。直近3ヵ月の実績となる4~6月期連結経常利益について、前年同期比54.0%減と、足元の低調な業績がネガティブ視された模様。
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