教育の先にある子どもの人生
文部科学省「学校基本調査(確定値)(令和6年度)」によれば、大学・短大・高専4年・専門学校など高等教育機関全体への進学率は87.3%と過去最高を記録しました。また、日本政策金融公庫のシミュレーターによると、最も一般的なコースといえる「高校までは公立、大学は私立」の場合にかかる費用は、897.1万円です。
進学先によっても変わりますが、決して安くはない金額。教育費を準備するのは親の義務だと、苦労して家計をやりくりする親も多いことでしょう。
しかし、教育にお金をかけたとしても、それが子どもの幸せに直結するとは限らないのが難しいところ。教育費を「将来への投資」とみなすことは、必ずしも正しいとは言えないのです。
子どもに注いだ愛情とお金が、親の望む未来をそのまま形づくるわけではありません。教育費に全力を注ぐあまり、自分たちの老後の備えを後回しにすれば、将来の暮らしが不安定になる可能性もあります。
子どもの夢を応援することと、自分の人生を守ること。その両方のバランスをとることが、親にとって本当の意味での責任なのかもしれません。
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