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ハードルが上がる湾岸エリア
価格を考えてもなかなか手が出せないほど人気になっているのが湾岸エリアです。港区、中央区、江東区の湾岸部一帯を指します(下記図表。中央区、江東区のみを指すこともあります)。
レインボーブリッジを挟むかたちで西側(左側)が港区で、「海岸」「芝浦」、「港南」、「台場」エリアがあります。東側(右側)が中央区と江東区です。中央区には「勝どき」「月島」、「晴海」エリア、江東区には「豊洲」、「有明」、「東雲」エリアがあります。
(2020年→2025年坪単価およその目安。単位:万円。地理院タイルを加工して作成) 出典:住む資産形成 資産価値重視で後悔しないマンションの選び方』(KADOKAWA)より抜粋
価格面でトップが港区の「海岸」「芝浦」エリアです。アバウトにいえば坪単価は800万円程度となります。70平米(21坪)だとすれば、1億6800万円。「世帯年収の7倍」が購入可能額と考えるなら、世帯年収で2400万円が必要となる計算です。
中央区の「勝どき」「月島」エリアも大変人気で、坪単価は大体700万円。70平米で1億4700万円となります。世帯年収として望まれるのは2100万円程度です。
東京オリンピックの選手村跡地を開発した晴海エリアの晴海フラッグは、坪単価300万円程度で販売開始されましたが、現在は600万円程度となっています。江東区では豊洲の坪単価が大体650万円程度となります。70平米で1億3650万円となります。世帯年収として望まれるのは1950万円程度です。70平米で1億円以内として考えるなら坪単価は475万円以下になります。
「豊洲でこの価格帯のタワーマンションを探すのは難しく、お隣の東雲にはまだまだある」といったイメージです。
