また来るの?…年金月23万円、貯蓄2,500万円で堅実な暮らしを送る66歳女性、息子一家の来訪に溜息。友人の“孫フィーバー”を横目に「私はそこまで会いたくない」と零すワケ【CFPの助言】

また来るの?…年金月23万円、貯蓄2,500万円で堅実な暮らしを送る66歳女性、息子一家の来訪に溜息。友人の“孫フィーバー”を横目に「私はそこまで会いたくない」と零すワケ【CFPの助言】
(※写真はイメージです/PIXTA)

「孫は可愛いもの」——そんなふうに思わなければならないような“集団心理”があるのも事実です。確かに、孫ができると喜び、頻繁に会ったり、いろいろ買い与えたりする人もいますが、すべての人がそうとは限りません。実際には、孫にそこまで関心が持てなかったり、距離感に悩んだりする人も少なくないのです。今回は、トータルマネーコンサルタント・CFPの新井智美氏が、孫ができた際の子どもや孫との付き合い方や、注意すべきポイントについて解説します。

年金月23万円で慎ましく暮らす主婦、会話の中心は……

吉井貴子さん(仮名・66歳)は、夫の清司さん(68歳)との2人暮らしです。1人息子(37歳)は大学卒業後に就職・結婚し、現在は幼稚園に通う3歳と5歳の孫がいます。

 

夫の清司さんは65歳まで働き、そのあとは年金生活になりました。貴子さんは専業主婦だったため、2人を合わせた年金額は約23万円です。貯蓄額は現時点で2,500万円あるため生活に困るというまでではないものの、夫の退職が近づいたあたりから、贅沢は避け、慎ましく暮らしています。

 

そんな貴子さんの楽しみは、気心知れた友人たちと待ち合わせでおしゃべりをすること。昔から、子育てや夫の愚痴、テレビなどの話で盛り上がることができる貴重な存在です。ところが、60代を越えた頃から話題は孫の話ばかりになりました。

 

「やっと歩くようになった」「言葉が話せるようになった」「そろそろ七五三だから盛大にお祝いしないと」など、みんな孫が可愛くて仕方がない様子。遠くに住んでいる孫に会いに行くために、ホテルを取ってまで会いに行く人も。お遊戯会や卒園式、入学式などには絶対参加し、その都度お祝いをするという人もいます。

 

しかし、貴子さんの孫に対する感覚はそれとは違いました。もちろん遊びに来てくれるのは嬉しいのですが、それ以上に「ケガをしないか」「食べ物は口に合っているか」など気を遣ってしまうため、気疲れすることもしばしばです。そのため、友人たちとの温度差に違和感や居心地の悪さを感じるようになっていました。

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

次ページ息子夫婦との感覚の違い
カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録