「誰かに迷惑かけましたか?」…〈年金月14万円〉温厚な67歳主婦、笑顔の裏で怒り。正月早々、39歳未婚息子に親戚が浴びせた「屈辱の一言」【CFPの助言】

「誰かに迷惑かけましたか?」…〈年金月14万円〉温厚な67歳主婦、笑顔の裏で怒り。正月早々、39歳未婚息子に親戚が浴びせた「屈辱の一言」【CFPの助言】
(※写真はイメージです/PIXTA)

「未婚・実家暮らし」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。最近では「結婚の有無だけで人を判断すべきではない」「ひとり暮らしをせず同居したほうが合理的」といった考え方が広まりつつありますが、シニア世代の間では依然としてネガティブな印象を持つ人も少なくありません。今回は、トータルマネーコンサルタント・CFPの新井智美氏が、お正月の食卓で起きたある女性の体験を通し、未婚・実家暮らしにまつわる偏見と自立の本質について解説します。

年金暮らしを支える「同居の息子」という存在

美保さん(67歳)は夫を数年前に亡くし、月14万円ほどの年金暮らしです。固定資産税や光熱費、医療費などを考えると、決して余裕のある生活ではありません。

 

そんな美保さんと同居するのが、39歳の息子、幸一さん(会社員、年収500万円)。毎月5万円を生活費として家に入れ、一緒に買い物に行ったり、家の掃除や自分でできる限りの修繕なども引き受けてくれます。

 

夫を失った後の生活で、幸一さんの存在は単なる「子ども」というよりも、「生活を共に支える大事な家族」になっています。美保さんにとって、息子が実家に住んでいることは不安要素ではなく、むしろ安心材料です。

 

しかし、外から見えるのは「40歳近くになっても結婚せずに実家暮らし」という表面的な事実だけ。幸一さんが果たしている役割や美保さんへの貢献は、正しく評価されないこともあります。

周囲の何気ない一言に、静かな怒り

問題となったのは、親戚が集まったお正月。美保さんの家の食卓で投げかけられた、こんな言葉でした。

 

「幸一くんは、まだ結婚しないの? いつまでここにいるの?」
「ダメよ、いつまでもお母さんに甘えてちゃ、一人前になれないわよ」

 

発言したのは、すでに子どもが独立・結婚している美保さんの姉や妹たちです。お酒も入り、悪気があったわけではないのでしょう。しかし、その言葉には「結婚していないことは問題」「未婚の息子を抱える親は不幸」という前提が透けて見えました。

 

その場にいた息子のいたたまれない表情。「未婚=未熟」「親の負担」という一方的な見方を押し付けられることに、美保さんは強い理不尽さを覚えました。しかし、正月早々、場の空気を悪くしたくもありません。

 

「何も大変じゃないわよ、助かってるもの」

 

そう笑顔で返しながら、内心はふつふつと怒りでいっぱいに。いったい誰に迷惑をかけているというのか……。心の中で思わずこう叫びました。

 

「――余計なお世話です!」

 

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