助成金と補助金の違いに注意…事例で確認
●販売経路の拡大
ECサイトや通販サイトの構築は、24時間体制の販売チャンネルを実現し、売上げを増加させる効果があります。具体例として、通販サイトの導入により新規顧客が月間20件増加し、売上げが20%以上伸びるケースが挙げられます。
●店舗改修による効率化
飲食店で料理提供と配膳の部屋を一体化することで、提供時間が20分から15分に短縮され、顧客回転率が向上します。また、オンライン配達サービス専用スペースの設置も、顧客対応効率を高める改修例として有効です。
単なる老朽化した設備の更新や、内装や床材の張り替え、社長や従業員の個人的な車両購入などには適用されません。業務効率や売上向上に直接結びつかないため、助成金の対象外となります。
助成金は、要件を満たせば基本的に申請が通る点で、補助金とは異なります。補助金では他の申請者との比較で選ばれる必要がありますが、助成金ではその心配はありません。助成金を効果的に活用することで、事業の成長を加速させることができます。申請のポイントを押さえ、最大600万円の助成金を活用し、次なるビジネスチャンスを掴みましょう。
藤井 貴子
ノエル社会保険労務士事務所
代表
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】




