私の死後、全財産7,000万円はお布施に…74歳義母が18歳甥孫に語った“戦慄の遺言”に家族全員、絶句「学費は出す。でも宗教に入れ」【FPが解説】

私の死後、全財産7,000万円はお布施に…74歳義母が18歳甥孫に語った“戦慄の遺言”に家族全員、絶句「学費は出す。でも宗教に入れ」【FPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

人々の心の支えともなり得る信仰。しかし、その関わり方が家族の理解を超え、生活や財産判断にまで影響を及ぼし始めると、深刻な亀裂を生むことがあります。本稿では、大山麻衣子さん(仮名)の相談事例とともに、信仰をめぐる家族の葛藤と、相続トラブルを避けるための備えついて、ファイナンシャルトレーナーFP事務所の森逸行氏が解説します。

15年間続く“見えない献金”

相談者の大山麻衣子さん(仮名)が義母の異変に気づいたのは、15年ほど前。義母はある宗教団体に入信しました。最初は「集会に週一度行っている程度」と話していた義母でしたが、次第にその生活は宗教中心に変化していきます。家の購入、引っ越し、転職、財産の使い道……すべての決定を、“先生”に相談するようになったのです。

 

「私、死んだら財産は全部お布施にするつもり」

 

そう口にした義母の表情は、どこまでも真剣だったそう。誰にも明かさないお布施の金額。なにに、いくら使っているのか。――家族の誰も知りません。麻衣子さん夫婦は、義母の金銭感覚が把握できないことに、不安を募らせていきました。

家族が絶句した義母の言葉

義母は74歳。先日、再婚した2人目の夫を亡くしました。相続によって、預金7,000万円と都内一等地にある一戸建てを手に入れ、羽振りがよくなっていました。麻衣子さんが最も衝撃を受けたのは、義母が18歳の甥孫(おいまご)に対して放った言葉。

 

「学費と一人暮らしの費用はすべて私が出してあげるわよ。でも、この宗教に入ってくれるならね」

 

進学を“信仰の見返り”に使うような言動に、家族は耳を疑いました。家族だけでなく親戚や兄弟家族にまで話をするようになってしまっていました。

 

「この宗教に入らない人はみんな不幸になる」

 

「あなたたちは信じないから地獄に行くのよ」

 

そういって、信仰を共有しない麻衣子さんらを突き放すようになったのです。

 

一方で、義母自身は「私はあなたたちの幸せを願っているだけ」と話しており、そこにあるのは本人の“救い”と家族の“断絶”のすれ違いでした。

 

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※個人の特定を避けるため、実際の事例から一部脚色しています。

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