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のちに「JAXA退職」を決意させた毛利氏の一言
「宇宙にすら、こだわる必要はないんだよ」
宇宙も楽しいけど、ほかにも楽しいことがある。宇宙よりも大事なことはいっぱい世の中にあるんだ、と教えてくれたのです。毛利さんのアドバイスは、時を経て私のJAXA退職にも直接つながっています。
「場の支配力」がなくなったコロナ時代
私が3度目のフライトを終え地球に帰ってきたのは、新型コロナウイルス感染症が世界中で蔓延していた真っ最中の2021年のことでした。
オフィスに行っても、出社している人はほとんどいない。オンライン会議などが急激に多くなり、結局、在宅が多くなって、就業時間中は業務をしているとはいえ「職場」に縛られる時間が大幅に減りました。それは間違いなく、転職を含め自分のライフプラン、キャリアチョイスを考えるきっかけを与えてくれたと思います。
そもそも日本社会は、所属する組織の「場の支配力」があまりに強すぎる。全構成員が常に100%業務に没頭することを求められます。職場に居ると日々の業務や些細な問題に忙殺されて一日があっという間に過ぎ去っていく。
そんな状況では転職はおろか、自分自身のライフプランを考える心の余裕さえ持てないのが実情でしょう。
この点、私はコロナ体制下で、場の支配力が一時的に弱まった恩恵を受けたとも言えるのです。コロナ禍の時代、会社の持つ「場の支配力」からいったん解放されたことは、私だけに限らず、日本社会にとっても画期的なことだったと思います。
どこでも仕事ができるという新たな労働環境が創出され、新たな時代の到来を予感させました。だいたい、自宅から遠い勤務地までの長い道のりをずっと電車に揺られて行く「痛勤」がなくなり、まるで違った日々の景色が見えたものでした。
新型コロナウイルス感染症が蔓延した2020~2022年ごろは、確かに一つの実験的な時期でした。「三密回避」が求められ、個と個を切り離し、接点を極力減らすために会社には行かないことになり、この一時期だけは、どこでも仕事ができるようになりました。
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