ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
Apple株の買い増しに成功した、おすすめのドルコスト平均法
投資したいと思える企業に出合っても「いつ」「いくらで買えばいいか」は多くの人が悩むポイントです。
誰しも「安く買って、高く売る」ことが理想でしょうが、そのタイミングを正確に射止めることはできません。
そこで、すでにお伝えしたように、私は気になった企業を見つけたとき、「最悪0円になってもやむなし」と思える程度の少額をまず投資します。
その後、「この企業なら間違いない」と確信を持てるようなニュースや決算、CEOの発言など、次のきっかけが訪れた際に本格的に投資額を増やします。
しかしここで注意したいのが「一気にお金を投じない」という点です。勢いに任せて一気に投資すると、いわゆる「高値つかみ」のリスクがあります。つまり、たまたま株価が高くなったところで買ってしまい、その後、値下がりしてしまう可能性があるのです。
それは悔しいし、なるべく避けたい。そこで私が活用しているのが「ドルコスト平均法」です。これは定期的かつ一定の金額で株を購入していく方法のこと。例えば「最終的に○○万円を投じたい」と決めたら、10回ほどに分割して毎月(あるいは毎週など)同じ金額を投資するのです。
すると、株価が高いときには少ない株数しか買えませんが、逆に株価が低いときには多くの株数を買えます。結果的に「平均購入単価」がならされるため、高値つかみのリスクを下げられるというわけです。
私がApple株を買い増ししたときも、まさにこのドルコスト平均法を使いました。
「これからAppleは大きく伸びる」と確信はしましたが、「安く買えるタイミングはいつか」まではわかりません。そこで投資すると決めた金額を10回に分けて、1か月ごとに投資をしていきました。
このドルコスト平均法は、特に株式市場全体が一時的に大きく盛り上がっている、過熱気味の局面で役立ちます。
投資家の心理として「盛り上がっているときに乗り遅れたくない」という思いが強く働きます。すると、本来の企業価値以上に株価が割高になるケースが多々あります。そのような状況で焦って一気に購入してしまうと、思わぬ高値つかみをしてしまう。
そこで私は、マーケット全体が一時的に過熱していると感じたときほど、ドルコスト平均法であえて投資のタイミングをずらすように心がけています。
投資において「どのタイミングで購入するか」は永遠のテーマですが、ドルコスト平均法を実践することで、タイミングを外してしまうリスクを大幅に軽減することができます。
やり方も考え方も単純明快なので、投資初心者の方でもすぐにはじめることができるでしょう。そして上級者にとっても十分に有効で、普遍的な投資手法なのです。
中島 聡
エンジニア・起業家・投資家
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
