年々注目度が高まる「ワイン投資」
日本ではまだあまり知られていませんが、ワインの本場フランスをはじめ、400年以上の歴史をもつ「ワイン投資」は、近年ポートフォリオの多様性を重視する投資家のあいだで知名度が高まり、注目を集めています。
英国のLiv-ex(ロンドン国際ワイン取引所)が発表する「Liv-ex Fine Wine100」によると、過去30年間の利回りは年率13%程度とのこと。たとえばTOPIXの10年平均リターンは約7%ですから、「ワイン投資」はかなりのリターンが期待できそうです。
“グレーな申告”に要注意…経費計上の際は、客観的証拠を残して
富裕層や海外の経営者のなかにはワイン愛好家が多いため、ワインを介してビジネスにつながるチャンスはあるといえます。
とはいえ、今回説明したように、経費計上には「証拠」が不可欠です。むやみに経費計上して多額の追徴課税を受けないよう、専門家に相談しながらルールを順守した経費計上を心がけるべきでしょう。
宮路 幸人
宮路幸人税理士事務所
税理士
CFP
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