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moomoo証券の米国株信用取引を利用すると、手元の資金の約2倍の取引ができるようになります。
「moomoo証券の米国株の信用取引ってどうなの?」
「もっと大きな金額を取引したい」
「相場の下落局面でも利益を出したい」
このようなニーズを持つ人は、参考にしてください。最後まで読めば、米国株のトレード戦略の幅が広がります。
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1. moomoo証券の「米国株信用取引」のサービス概要

最初に、moomoo証券の「米国株の信用取引」の概要を表で整理してお伝えします。専門用語は後ほど解説するので、ここでは全体像を把握するだけで大丈夫です。
■moomoo証券の「米国株信用取引」のサービス概要
対象銘柄 |
約1,100銘柄(買いと売りの両方に対応) |
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取引単位 |
1株単位 |
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レバレッジ倍率 |
最大約2倍(証拠金率50%) |
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取引手数料 |
約定代金の0.132%(税込) |
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金利 (買建時) |
年率4.5% → 同日中に決済するデイトレードは0% |
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貸株料 (売建時) |
年率1.5%~(日によって変動) → 同日中に決済するデイトレードは0% |
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最低委託保証金 |
2,500米ドル以上(1米ドル=145円換算で約36万円) |
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委託保証率 | 50% →50%未満は新規建て不可 |
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最低委託保証率 | 30% →30%未満で追証が発生し、10%を下回ると強制決済される |
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代用有価証券 | 米国株(日本株は不可) →保有している米国株(掛目は原則70%)を保証金として利用可 |
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信用期日 | 無期限 | |
取引時間 | 原則24時間(プレマーケット+立会+アフターマーケット+夜間) → 夜間取引は信用売り不可 |
まずは信用取引の基本を解説します。
1.1. 信用取引とは?

信用取引とは、手持ちの資金や株式を担保に証券会社からお金や株券を借りて、手元にある資金以上の金額の株式を売買できる取引のことです。
イメージとしては、住宅ローンを借りるときに頭金500万円を支払い、銀行から5,000万円を借りて家を買うようなもの。レバレッジ(てこ)をかけることで、手元に5,000万円がなくても、預け入れた金額以上のお金を借りられます。
株式の信用取引も仕組みは同じで、日本株の場合は証券会社に預け入れたお金(委託証拠金)の約3.3倍、米国株の場合は約2倍の金額まで取引できます。
1.2. 信用売り(空売り)とは?

一般的な株式投資では、買った価格より高い価格で売ることで利益を得ることができます。
それに対して、信用取引の「信用売り(=空売り)」は、株価が下がっても利益を得るチャンスがあります。売買の順番が通常の株式投資とは逆で、最初に売って、それより安い価格で買う(買い戻す)ことにより、その差額分が利益になります。
信用売りを活用すると、高く売って安く買う方法だけではなく、保有株が下がりそうなときに同じ銘柄を売って(=つなぎ売り)買い戻して利益を得ることにより、株価の下落による損失と相殺してトータルでの損失を回避するなどの戦略も可能になります。
2025年4月は、米トランプ大統領による相互関税の発言で世界中の株価が急落しました。そのような株価の下落局面で信用取引の信用売りを活用すると、損失を回避したり利益を得たりすることも不可能ではありません。
1.3. 信用取引のコスト

信用取引をするには、現物取引でも発生する取引手数料や為替手数料以外にも、次のような手数料がかかります。
■「信用取引」特有のコスト(moomoo証券の場合)
手数料 | ポジション | 計算式 |
金利 | 買建時 (信用買い) |
建玉金額 × 金利4.5%(年率) |
貸株料 | 売建時 (信用売り) |
建玉金額 × 貸株料※(年率) |
※ 貸株料は1.5%~(約900銘柄は年率1.5%固定、約200銘柄は日々変動)
信用取引は証券会社にお金や株券を借りて売買するので、その対価として金利を支払う必要があります。住宅ローンでいうと、銀行に支払う住宅ローン金利があたります。
ただし、「金利」と「貸株料」は証券会社が算出するため、計算式を覚えて自分で計算しなくても大丈夫です。
なお、moomoo証券でデイトレードをする場合は、同日中であれば、金利と貸株料はかかりません。つまり、1日のうちに「信用買い→決済売り」もしくは「信用売り→買い戻し」をすれば、金利に関するコストは発生しません。
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2. moomoo証券の「米国株信用取引」のメリット5つ

moomoo証券で「米国株の信用取引」を始めるメリットは主に次の5つです。
それぞれ解説します。
メリット①:取扱い銘柄数が多い

信用取引は、上場している全銘柄ができるわけではありません。
moomoo証券では、7,000銘柄超の米国株(普通株とETFの合計)が現物取引の対象となっており、そのうち約1,100銘柄が信用取引の買いと売りの両方に対応しています。
この取扱い銘柄数は、業界最多水準。信用取引をしようと思っても、対象外の銘柄だったら意味がありません。
しかし、moomoo証券の信用取引は主要な銘柄は対象となっているので、売買の機会を逃しません(moomoo証券の米国株信用取引の対象銘柄は取引可能銘柄一覧からチェックできます)。
メリット②:手数料が安い

moomoo証券では、低コストで米国株の信用取引ができます。「取引手数料」と「金利」に分けて説明します。
・「取引手数料」
1約定ごとに発生するのが取引手数料で、moomoo証券では「ベーシックコース」と「アドバンスコース」の2つの手数料コースから事前にどちらかを選んで取引します(現物取引も同じ)。
■moomoo証券の「取引手数料コース」の比較
ベーシックコース | アドバンスコース | |
特徴 | 「約定代金」で 手数料が決まる |
「約定株数」で 手数料が決まる |
取引 手数料 |
約定代金の0.132% 上限:22米ドル 約定代金8.3米ドル以下は無料 |
1株あたり 0.00539米ドル 最低手数料は1.08米ドル/注文 |
為替 手数料 |
1米ドルあたり0.25円(スプレッド) |
※ 手数料はすべて税込み
どちらのコースを選んでもmoomoo証券の取引手数料は低水準で、他社より低コストで米国株を売買できます(他社との比較は6章を参照)。
・「金利」と「貸株料」
「1.3. 信用取引のコスト」でも説明したように、信用取引の信用買いでは「金利」、信用売りでは「貸株料」というコストがかかります。
moomoo証券の米国株信用取引の金利は年率4.5%、貸株料は年率1.5%~(変動あり)となっており、取引手数料と同様、業界最低水準です。
さらに、moomoo証券で信用取引のデイトレードを行い、同日中に決済する場合は、取引回数に関係なく金利・貸株料が無料になるのも特徴の1つです。
メリット③:24時間取引できる

moomoo証券の米国株は、現物・信用取引を問わず、次の4つの時間帯で途切れることなく24時間取引ができます。
■moomoo証券の「米国株の取引時間」
取引セッション |
現地時間 (米東部) |
日本時間 (標準時) |
プレマーケット | 3時~8時30分 | 17時~22時30分 |
立会 | 8時30分~15時 | 22時30分~翌5時 |
アフターマーケット | 15時~19時 | 5時~9時 |
夜間 | 19時~翌3時 | 9時~17時 |
※サマータイム(3月の第2日曜日~11月の第1日曜日)の場合
ただし、夜間(日本時間の日中)に信用取引をする場合は信用買いしかできず、信用売りはできません。
メリット④:少ない資金で効率的に取引できる

moomoo証券に限らず、米国株の信用取引では手元資金の約2倍の金額の取引が可能です。
たとえば、現金3,000米ドルを証券口座に預け入れた場合、現物取引では3,000米ドル分の米国株しか購入できませんが、信用取引では約2倍の6,000米ドル分の取引が可能になります。
また、信用取引なら1日に同じ資金で同じ銘柄を何度も売買できるので、少ない資金で効率よく取引できます(「差金決済」という方法を利用)。一方、現物取引の場合は、1日に同じ銘柄は入金した金額の範囲内で一回転しか取引できません(別の銘柄は取引可)。
そのため、信用取引は1日に何十回も売買して小さい利益を積み上げるデイトレードをする人にもおすすめです。
メリット⑤:下落相場でも利益を狙える

moomoo証券の米国株信用取引に限らず、信用取引では信用売り(=空売り)もできるので、相場が下落する確率が高い局面でも利益を狙うことができます。
また、株価の下落を狙う方法以外にも、現物で保有している銘柄と同じ銘柄を信用売りすることで、株価が下落したときの現物の評価損を信用売りの利益で相殺することもできます(専門用語で「つなぎ売り」)。
このように、信用取引を活用すると攻めと守りを両立した取引も可能になり、トレード戦略の幅が広がります。
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3. moomoo証券の「米国株信用取引」のデメリット(注意点)5つ

moomoo証券で米国株信用取引を始めるメリットの次は、注意点も知っておきましょう。
信用取引は、証券会社からお金や株券を借りることで自分の実力以上の金額の売買が可能になる取引なので、現物取引よりリスク管理が重要になってきます。
上記は、moomoo証券に限らず、他社で米国株の信用取引をするときにも知っておくべき内容となっています。
デメリット①:利益も損失も2倍になる
moomoo証券に限らず、米国株信用取引のレバレッジは2倍なので、自己資金の2倍の金額まで取引できます。わかりやすく日本円で説明すると、50万円の資金で100万円分の株式を売買できます。
利益が出たときのことだけを考えがちですが、利益が2倍になるチャンスがあるのと同時に、損失も2倍になる可能性もあることを忘れてはいけません。
デメリット②:信用売りは損失が無限大
信用取引で信用売り(空売り)をする場合、株価の上昇には上限がないため、理論上は損失が無限大になります。
たとえば、通常の買いの場合は、100米ドルで買った銘柄が無価値になった場合の損失は最大で100米ドル分(投資額)までです。
一方、信用売りの場合は、100米ドルで空売りをした銘柄が1,000米ドルに上昇すると損失は900米ドル分となります。
1,000米ドルになる前に証拠金が足りなくなり強制的にロスカットされますが、信用売りをする場合は、株価がいくらまで上昇したら自分で損切りするかを決めておくなどのリスク管理がより重要になってきます。
一般的に株価は上がったほうが嬉しいですが、空売りは株価の下落に賭ける取引です。
通常とは心理状態が逆になるので、ストレスがたまりやすくなります。


デメリット③:金利・貸株料のコストが発生する

信用取引では証券会社からお金や株券を借りて取引するため、信用買いでは「金利」、信用売りでは「貸株料」というコストがポジション保有中はずっとかかります。
メリット②で伝えたように、moomoo証券の米国株信用取引の金利は年率4.5%、貸株料は年率1.5%~(変動あり)で業界最低水準ですが、保有期間が長くなるとコストが負担になります。
トレードで利益が出てもコストのせいで思ったほど利益が残らなかった……とならないように、信用取引では現物取引以上に資金管理を徹底しましょう。
なお、moomoo証券で信用取引のデイトレードをして同日中に決済する場合は、取引回数に関係なく金利・貸株料が無料になります(取引手数料と為替手数料は発生)。
デメリット④:追証が発生することもある
moomoo証券の米国株信用取引では、思わぬ株価変動で含み損が生じ、委託保証率(委託保証金 /建玉金額×100%)が30%を下回ると、追加証拠金(追証・おいしょう)を求められます。
追証発生日から2営業日目の正午までに対応できず、保証金率が10%未満になると、強制決済されることもあります。
信用取引では、強制的にロスカットされないように定期的に評価損益や保証率を確認し、余裕を持って資金管理を行うスキルが求められます。
デメリット⑤:為替変動がある

現物・信用取引を問わず、米国株取引は米ドル建てで行われるので、円と米ドルの為替レートが変動すると円換算した損益が変動するリスクがあります。
ただし、為替レートを予想して米国株取引のタイミングを計るのは現実的ではないので、頭の片隅にとどめておく程度で大丈夫です。
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4. moomoo証券で「米国株信用取引」を始める方法

moomoo証券で米国株信用取引を始めるには、現物取引で株式等を売買する「総合口座」とは別に「米国株信用取引口座」の開設が必要です。総合口座の開設後に申し込む必要があり、単独での申し込みはできません。
そして、moomoo証券に限らず、信用取引口座は誰でも開設できるわけではなく、審査を通過しないと開けません。
moomoo証券で米国株の信用取引口座を開設する流れは、次の5ステップ。
■moomoo証券で「米国株の信用取引口座」を開設する方法
順番に解説します。まだ総合口座を持っていない人は、『moomoo証券の口座開設の流れ…必要書類やかかる日数を解説』を参考にして、開設するところから始めてください。
STEP1:「米国株の信用取引口座」を申し込む
moomooアプリにログイン後、下の「口座」>「メニュー」>「各種口座開設」の順に進みます。

そして、各種口座開設の「米国株信用」の「申込へ」をタップして口座開設の申し込みをしましょう。

なお、moomoo証券が定める基準に達していない場合は「開通不可」と表示され、信用取引口座の開設はできません。
STEP2:登録情報を確認する
続いて、総合口座の申し込みをしたときの登録情報を確認します。変更がなければ「次へ」に進みます。

今度は、資産状況等と投資経験の確認です。信用取引口座の開設で審査の対象となる項目なので、古い情報であれば最新の情報に正直に更新しておきましょう。確認したら、「次へ」に進みます。

STEP3:電磁的方法による交付、規定規約類への同意・承諾をする
続いて、「電磁的方法による交付、規定規約類への同意・承諾」の画面が表示されます。
信用取引に関する重要なことが書いてあるので一読し、取引の仕組み等について理解できたら「同意・承諾いたします」にチェックを入れて「次へ」をタップします。

信用取引は現物取引よりリスクの高い取引なので、知識と経験、資力が必要です。
STEP4:口座開設基準を確認する
口座開設基準に関する3つの質問に正直に回答し、「次へ」をタップしてください。

STEP5:理解度の確認をして、審査結果を待つ
理解度の確認の画面が表示されるので、必ず全文を読みましょう。米国株信用取引はリスクを伴う取引であることを理解できたら、「次へ」をタップします。これで、米国株信用取引口座の申し込みは完了です。

画面には、「お申し込みを受け付けました」と表示されます。

各種口座開設の画面の「米国株信用」のステータスが「申込中」に変わります。

moomoo証券の審査には、申し込んだ時間帯や混雑状況にもよりますが、1~2営業日程度かかります。
審査に通過すると、各種口座開設の画面の「米国株信用」のステータスが「開設済」に変わります。

筆者は大丈夫でしたが、moomoo証券からヒアリング審査のための電話がかかってくることもあるようなので、対象になった場合は対応しましょう。
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5. moomoo証券の「米国株信用取引」で発注する方法

moomoo証券の米国株の信用取引口座を開設できたら、実際に発注してみましょう。
流れは現物取引とほぼ同じで、次の7ステップ。ここでは、テスラ株を1株だけ信用売り(空売り)してみます。
■moomoo証券の「米国株信用取引」の注文方法
順番に解説します。
STEP1:信用取引口座に資金を振替する
moomoo証券に入金すると、まずは現物口座に反映されます。信用取引口座には自動的に反映されないので、自分で振替する必要があります。
moomoo証券で米国株信用取引を始めるには、最低委託保証金が2,500米ドル(1米ドル=145円換算で約36万円)以上必要なので、今回は現物口座に入金済みの40万円を信用取引口座に振替するところから始めます。
振替操作は、moomooアプリより下部メニューの「口座」から現物口座を選択し、上部メニューの「入出金」>「振替」から行います。

「振替種別選択」の画面が表示されたら、「代用振替」をタップしましょう。

「口座選択」の画面が表示されたら、「振替元:現物口座」「振替先:信用取引口座(米国株)」になっていることを確認し、「次へ」に進みます。

「振替内容の入力」の画面が表示されるので、預り金の「円貨」にチェックを入れて、現物口座から信用取引口座に振替する金額を入力します(ここでは「400,000円」)。
外貨でも入力できるので、わかりやすいほうを選びましょう。金額を入力したら「次へ」をタップしてください。

すると、振替内容の確認画面が表示されるので、問題がなければ「振替」をタップします。

取引パスワードを入力すると、次のように画面に「振替が完了しました」と表示されます。

以上で、信用取引口座で売買できる準備が整いました。あとは現物取引をする場合と流れは同じです。
STEP2:売買する銘柄を探す
売買する銘柄を表示する方法はいくつかありますが、ここでは、銘柄名の一部から検索してみましょう。
ここでは、テスラ(ティッカー:TSLA)の株を1株だけ信用売りします。
「マーケット」>「米国株」の順に進み、上の検索ボタン(虫眼鏡マーク)をタップしてください。

検索窓に「テスラ」と入力すると、候補銘柄の一覧が表示されます(ティッカーがわかっている場合は直接入力も可能)。

一番上の「TSLA テスラ」を選択してください。
STEP3:「取引」をタップする
テスラの株価やチャートなどが載ったページが表示されたら、「チャート」メニューの左下に表示される「取引」をタップしましょう。

STEP4:注文の種類を選ぶ(ここでは「信用売り」)
信用取引の対象銘柄の場合、次の4種類の注文方法が表示されます。
- 現物買い
- 信用買い
- 現物売り
- 信用売り
ここでは「信用売り」を選択し、空売りをします。

STEP5:注文内容を入力する
取引口座が「信用取引口座」になっていることを確認しましょう。
売買の方向(ここでは「売り」)、取引の種類や口座区分、セッション(取引時間帯)、注文方法(指値や成行)、価格、数量(ここでは「1株」)、有効期限などを入力していきます。

なお、注文方法の詳細は『moomoo証券で「米国株」を買う方法【moomooアプリ】』をご覧ください。
すべて入力したら、一番下の「新規売」ボタンをタップします。
STEP6:取引パスワードを入力する
取引パスワードを入力して、取引ロックを解除します。

STEP7:注文詳細を確認して発注する
注文詳細を確認し、間違いがなければ「確認」をタップしてください。

注文が完了すると、画面に一瞬だけ「注文を受け付けました」と表示されます。
なお、注文状況を確認するには、「信用取引口座」>「照会」に順に進むと確認できます。

注文が成立すると、moomooアプリの「注文通知」にも次のような約定通知が届きます。

信用取引では、約定後に放置せず、定期的に評価損益や保証金率などを確認してリスク管理をしましょう。
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6. moomoo証券の「米国株信用取引」をSBI証券と楽天証券で比較

moomoo証券の米国株信用取引について紹介してきましたが、「他社と比べてどうなの?」と思っている人もいるはずです。
そこで本章では、2大ネット証券といわれるSBI証券と楽天証券の米国株信用取引と比較してみましょう。
■「米国株信用取引」のサービス比較
ご覧のように、moomoo証券の米国株信用取引の取引手数料(ベーシックコース)は「約定代金×0.132%(税込)」となっており、これはSBI証券や楽天証券の2分の1以下の安さとなっています。
また、moomoo証券の米国株は現物・信用取引を問わず24時間(土日を除く)取引できるので、忙しい人でも自分のペースで発注できます。SBI証券と楽天証券では、日本時間の日中に米国株の取引はできません(注文のみ可)。
7. よくある質問

最後に、moomoo証券の米国株信用取引に関するよくある質問に7個回答します。疑問はここで解消しましょう。
Q1. moomoo証券で日本株の信用取引はできますか?
moomoo証券の日本株は現物取引のみで、信用取引できません。
Q2. moomoo証券の米国株信用取引口座の申込画面に「開通不可」と表示されます。
moomoo証券が定める基準に達していない場合は「開通不可」と表示され、審査にも進めません。
「登録情報」から資産状況や投資経験など、時間が経過して内容が変わった項目を更新すると「申込可」になる場合があります。ただし、虚偽の申請はいけません。
Q3. moomoo証券の米国株信用取引口座を開設できる条件は?
moomoo証券の信用取引口座の開設にあたり、審査基準は「信用取引口座開設の基準」で公開されています。
また、以下の条件も必須となっています。
- 米国株信用取引において、当社(moomoo証券)が定める最低保証金以上の保証金の差し入れ(現金および代用有価証券)ができること
- 米国株取引(現物)の経験があること
Q4. 最低委託保証金はいつ入金すればいいですか?
moomoo証券で米国株信用取引を始めるときの最低入金額でもある最低委託保証金(2,500米ドル以上)は、信用取引口座の申込時には不要で、開設後に信用取引を実際に始めるときに入金すれば大丈夫です。
Q5. 信用取引口座に直接入金することはできますか?
信用取引口座に直接入金はできません。いったん現物口座に入金し、信用取引口座への振替が必要です。
Q6. moomoo証券のNISA口座でも米国株信用取引はできますか?
moomoo証券に限らず、NISA口座では日本株・米国株を問わず信用取引はできません。
Q7. 信用取引で買った銘柄の配当金はもらえますか?
信用取引で買った銘柄でも、現物取引で買ったときの配当金相当額を受け取ることができます。
しかし、信用売りをしているときに権利確定日をまたぐと逆に配当金を支払う必要があるので、注意しましょう。
8. まとめ

この記事では、moomoo証券で米国株の信用取引を始めるにあたり、基本となる内容を解説しました。
信用取引は誰でも簡単にできる取引ではありませんが、使い方次第で取引機会を増やせるだけでなく、信用売りを活用すると現物取引だけのリスクを抑える効果も期待できます。
米国株は1株単位で取引できるので、少額で信用取引のリスク管理と資金管理を練習することから始めて、徐々に経験を積んでいきましょう。
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