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moomoo証券の「米国株の時間外取引」を利用すると、日本時間の日中でも米国株をリアルタイムで取引できます。
本記事では、moomoo証券における米国株の時間外取引に焦点を当てて、取引時間帯の違い、時間外取引のやり方、対象銘柄、手数料などを、初心者にもわかりやすく解説します。
「夜はゆっくり寝たいので、日中に米国株を取引したい」
「『時間外取引』と『立会時間の取引』の違いは?」
「moomoo証券で米国株の24時間取引ができるって聞いたけど、どういうこと?」
のような人は、ぜひ参考にしてください。最後まで読めば、米国株の取引チャンスが広がります。
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〈目次〉
1. moomoo証券の「米国株の時間外取引」サービス概要
最初に、moomoo証券における「米国株の時間外取引」のサービス概要を表で整理します。
なお、日本で実際に何時に取引できるかが肝心なので、取引時間はあえて日本時間で表記しています。
■moomoo証券の「米国株の時間外取引」サービス概要
| 時間外取引 の取引時間 |
・プレマーケット:18時~23時30分(日本時間) |
|
|
時間外取引 の取引時間 (サマータイム※) |
・プレマーケット:17時~22時30分(日本時間) |
|
| 対象銘柄 | 約7,000銘柄(米国ETFを含む) →夜間取引も含めた24時間取引の対象は約6,000銘柄 |
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| 手数料 |
次の2つの手数料コースから選択(通常取引と同じ) |
|
| 取引方法 | 取引所のリアルタイム株価での取引 | |
| 注文の種類 | 取引画面のモードによって9~13種類(通常取引と同じ) ・簡易版:9種類 ・プロ版:13種類 |
|
※ サマータイムは、3月の第2日曜日~11月の第1日曜日
ご覧のように、moomoo証券における米国株の時間外取引(プレマーケットとアフターマーケット)では、約7,000銘柄を通常取引と同じ手数料でリアルタイムで取引できます。
また、時間外取引は日本円でも米ドルでも決済できる多通貨買付にも対応しており、通常取引とほぼ同じ環境で米国株を取引することができます。
ここではまず、米国株の「時間外取引」と「24時間取引」の定義を確認しておきます。
1.1.「米国株の時間外取引」とは
「米国株の時間外取引」とは、米国株取引の立会時間(米東部時間:9時30分~16時)以外に行われる次の2つの時間帯での取引サービスのことを指します。
- プレマーケット:4時~9時30分(米東部時間)
- アフターマーケット:16時~20時(米東部時間)
米国株取引が最も活発に行われる時間帯(米東部時間:9時30分~16時)は日本では夜中にあたるので、時間外取引を活用すると、日本時間の夜や朝に米国株を取引することができます。
1.2.「米国株の24時間取引」とは
moomoo証券では、2023年10月10日から米国株の24時間取引機能による夜間取引(米東部時間:20時~翌4時)もできるようになりました。
これにより、次の4つの時間帯で途切れることなく1日中売買できる環境が整い、米国株を24時間取引できるようになりました(土日や米国の祝日を除く)。
- プレマーケット(市場前)
- 立会(通常取引)
- アフターマーケット(市場後)
- 夜間
moomoo証券における「米国株の24時間取引」の取引セッションを整理すると、次のようになります。
■「米国株の24時間取引」の時間帯(標準時間)
| 取引セッション |
現地時間 (米東部) |
日本時間 (標準時) |
| プレマーケット(市場前) | 4時~9時30分 | 18時~23時30分 |
| 立会(通常取引) | 9時30分~16時 | 23時30分~翌6時 |
| アフターマーケット(市場後) | 16時~20時 | 6時~10時 |
| 夜間 | 20時~翌4時 | 10時~18時 |
そして、2025年3月9日(日)からは、以下のサマータイムの取引時間が適用されています。
■「米国株の24時間取引」の時間帯
(サマータイム、3月の第2日曜日~11月の第1日曜日)
| 取引セッション |
現地時間 (米東部) |
日本時間 (標準時) |
| プレマーケット(市場前) | 3時~8時30分 | 17時~22時30分 |
| 立会(通常取引) | 8時30分~15時 | 22時30分~翌5時 |
| アフターマーケット(市場後) | 15時~19時 | 5時~9時 |
| 夜間 | 19時~翌3時 | 9時~17時 |
ご覧のように、米国株の取引時間帯が4つ続いているので、moomoo証券では米国株を24時間取引できます。
米国株の24時間取引サービスを実現したのはmoomoo証券が業界初※で、対象銘柄はサービス開始当初の約300から現在は6,000銘柄以上に拡大。
※ 主要銘柄6,000以上の取引ができる証券会社としては業界初。主要ネット証券 (口座数上位5社:SBI証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)、松井証券、マネックス証券、楽天証券) で比較(2024年7月17日時点)
24時間取引の対象銘柄は、こちらのページから確認できます。
なお、moomooアプリでは、「マーケット」>「米国株」>ページ内の「夜間」の順にタップすると、24時間取引の対象銘柄のリストが表示されます。
アプリで米国株の24時間取引の対象銘柄を見る方法

\米国株の取扱銘柄数は業界最多水準/
2. moomoo証券における「米国株の時間外取引」のメリット3つ
moomoo証券で「米国株の時間外取引」を利用する主なメリットは次の3つです。
それぞれ解説します。
メリット①:24時間取引ができる
moomoo証券の米国株は業界初※の24時間取引に対応しており、1日中取引ができます(土日や米国の祝日を除く)。
※ 主要銘柄6,000以上の取引ができる証券会社としては業界初。主要ネット証券 (口座数上位5社:SBI証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)、松井証券、マネックス証券、楽天証券) で比較(2024年7月17日時点)
米国株の通常取引の時間帯(立会時間)は日本では夜中にあたるので、moomoo証券の時間外取引を活用すると、起きている時間帯に米国株を取引することができます。そのため、急な株価変動にもリアルタイムで対応できます。
メリット②:取引終了後に出たニュースを見て翌日の立会時間前に売買できる
多くの米国企業は立会時間の終了後に決算をはじめとしたニュースを発表する傾向があるため、翌日の立会時間では急騰もしくは急落して取引が始まるケースがあります。
この株式市場の特性を利用し、好材料を発表した銘柄を時間外取引で事前に購入すれば、翌日の立会時間の始値より安く買える可能性があります。
反対に、たとえば予想を下回る決算を発表した銘柄を保有していた場合は、時間外取引で売却できれば、損失を最小限にしたり防いだりできる場合もあります。
このように、moomoo証券の時間外取引を活用すれば柔軟な対応が可能で、通常より有利な株価で米国株を売買できる可能性があります。
【補足】moomooアプリのおすすめ機能
moomoo証券のmoomooアプリは国内で150万人にダウンロードされており、米国株だけではなく、日本株の情報収集にもおすすめです。
決算に関する機能でおすすめなのが「決算カレンダー」で、米国企業の決算スケジュールを把握できます。また、気になる銘柄の通知を有効にしておくと、最新の決算情報やニュースをスマホのプッシュ通知で知らせてくれます。
moomooアプリの「決算カレンダー」画面

さらに、人気のインフルエンサーによるエヌビディアやテスラなどの注目企業の決算解説ライブも視聴できるので、投資判断のヒントに役立てることができます(録画配信もあり)。
「エヌビディアの決算解説ライブ」画面

メリット③:取引手数料が安い
moomoo証券で米国株の時間外取引をするときの手数料は、通常の立会時間と同じ手数料コースが適用されます。
手数料コースには「ベーシックコース」と「アドバンスコース」の2つがあり、どちらも業界最安水準※。
※ 主要ネット証券(口座数上位5社:SBI証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で比較(2024年10月28日時点)
■moomoo証券の「手数料コース」の比較表
| ベーシックコース | アドバンスコース | |
| 特徴 | 「約定代金」で 手数料が決まる |
「約定株数」で 手数料が決まる |
| 取引手数料 | 約定代金の0.132% ※上限22米ドル ※約定代金8.3米ドル以下は無料 |
1株あたり 0.00539米ドル ※最低手数料は1.08米ドル/注文 |
| システム 利用料 |
なし | 1株あたり 0.0055米ドル ※最低利用料は1.1米ドル/注文 |
| 現地精算 費用 |
なし | 1株あたり 0.006米ドル |
| 為替手数料 |
・リアルタイム外国為替取引(日本円⇔米ドル):無料 ・円貨決済(日本円⇒米ドル):無料 |
|
※ 手数料はすべて税込み
標準で設定されているベーシックコースの取引手数料は「約定代金×0.132%(税込)」となっており、これはSBI証券や楽天証券の4分の1程度の安さとなっています。
そのため、moomoo証券なら取引セッションにかかわらず米国株を低コストで取引することができます。
なお、moomoo証券のNISA口座で米国株や日本株、投資信託を買うときの取引手数料は無料となっています。
\2025年8月より為替手数料を完全無料化/
■お知らせ
moomoo証券では、これまで1米ドルあたり25銭の為替手数料(日本円から米ドル、または米ドルから日本円に両替するときの手数料)がかかっていました。
しかし、2025年8月からはこの為替手数料を完全無料化し、より低コストで米国株の取引できるようになりました(参照:2025年8月6日プレスリリース『moomoo証券、業界初の為替手数料完全無料化を実現』)。
3. moomoo証券における「米国株の時間外取引」のデメリット
moomoo証券で取引できる米国株の銘柄数は業界最多水準※で、次のようになっています。
- 立会+時間外取引(プレマーケット+立会+アフターマーケット):約7,000銘柄
- (夜間取引を含む)24時間取引:約6,000銘柄
※ 主要ネット証券(口座数上位5社:SBI証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で比較(2024年10月28日時点)
ただし、注目度が低い銘柄は取引参加者が少なく、売買注文が成立しにくい可能性があります。
立会時間(米東部時間:9時30分~16時)は機関投資家も取引に参加して流動性(株式の売買のしやすさ)も高いので約定しないリスクは小さいですが、時間外取引は個人投資家が多く、立会時間と比べて取引量は少なくなります。
そして、市場からあまり注目されていない銘柄の流動性はさらに低下。その結果、一部の銘柄は時間外取引で指値注文をして待っていても約定しないケースもあります。
また、板(売買注文の価格と数量を表示した情報)に表示されている注文価格の間隔が広く、誰かが成行で注文すると少ない株数でも株価が大きく変動する場合もあります。
ある米国株の時間外取引の板情報
また、最も高い買い注文の価格(上記の場合は100.660ドル)と最も安い売り注文の価格(上記の場合は103.000ドル)の差(=スプレッド)が広く、取引しにくい状態です。
一方、注目銘柄の決算発表など、市場に大きなインパクトを与える情報が出た直後は時間外取引でも注文が殺到し、希望した株価で約定できなかったり、成行注文だと想定外の株価で約定したりするリスクも考えられます。
このように、米国株の時間外取引には一長一短があります。
そのため、時間外取引では注文時に直近のチャートや約定状況、板情報をチェックして、熱くなって無理やり約定させることがないように、冷静な判断を心がけましょう。
ただし、アップルやアマゾン、マイクロソフト、テスラ、エヌビディアなどの世界的に有名な大型株を時間外取引で注文するときはある程度の参加者がいるので、流動性の低さを過度に心配する必要はありません。
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4. moomoo証券における「米国株の時間外取引」の注文方法
moomoo証券における米国株の時間外取引の特徴の次は、moomooアプリでの注文方法を紹介します。
ただし、時間外取引の注文の流れは通常の立会時間と同じで、取引画面の「セッション」を切り替えるだけです。
手順は『moomoo証券での「米国株」の買い方【moomooアプリ】』で実際のアプリ画面を使って解説しているので、米国株取引が初めての人は先に読んでおくと、本章の内容が理解しやすくなります。
なお、(夜間取引を含む)24時間取引の対象銘柄かどうかは、米国株のチャート画面で、銘柄名の横に「24」のアイコンがあるかどうかで見分けられます。
「24」アイコンの表示位置

4.1.「時間外取引」の注文方法
「アフターマーケット(日本時間:18時~23時30分)」と「プレマーケット(日本時間:6時~10時)」で発注する場合は、取引画面のセッションを「立会+市場前・後」に切り替えます。

入力した注文内容は、「有効期限」の設定をしておくと、設定した期限まで適用されます(夜間取引を除く)。
ただし、時間外取引に慣れるまでは、注文が成立しなかった場合は自動で取り消される「本日中」を選び、その都度発注することをおすすめします。
なお、時間外取引の注文方法の種類は通常取引と同じで、「簡易版」は9種類、「プロ版」は13種類となっています。
moomooアプリで利用できる13種類の注文方法

モードの切り替えは、取引画面の右上の「▼」から行えます。
4.2.「夜間取引」の注文方法
「夜間取引(日本時間:10時~18時)」で発注する場合は、取引画面のセッションを「夜間」に切り替えます。

夜間取引で注文が成立しなかった場合は取引終了後に自動的に取り消され、「プレマーケット」「立会」「アフターマーケット」には引き継がれません。
なお、夜間取引の注文の有効期限は本日中のみで、その都度発注する必要があります。
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5. よくある質問
最後に、moomoo証券における米国株の時間外取引に関するよくある質問に5つ回答します。疑問はここで解消しておきましょう。
Q1. moomoo証券では日本株の夜間取引もできますか?
moomoo証券で夜間取引ができるのは米国株のみで、日本株の夜間取引(PTS取引)はできません。
Q2. moomoo証券の米国株の時間外取引では信用取引もできますか?
信用取引を簡単に説明すると、口座内の資金の約2倍の金額の株式取引ができる仕組みのことです。
moomoo証券の米国株信用取引は、24時間取引にも対応しています。
Q3. moomoo証券の米国株の時間外取引では、為替レートの影響を受けますか?
為替相場も24時間動いているので、米国株の時間外取引でも立会時間と同じように為替レートの影響を受けます。
Q4. moomoo証券で米国株の夜間取引をしようとしましたが、株価が動いていません。
米国の祝日は市場休場日なので、夜間取引も行われていません。そのため、株価の更新も停止しています。
なお、2025年の米国市場休業日は、moomoo証券の公式サイト『【2025最新】米国市場休場日カレンダーと米国株の取引時間をご紹介』で確認できます。
Q5. SBI証券と楽天証券でも米国株の夜間取引はできますか?
SBI証券と楽天証券で米国株を取引できるのは立会時間(日本時間の23時30分~翌6時)のみで、夜間取引を含む時間外取引(日本時間の6時~23時30分)は取引できません。
つまり、SBI証券と楽天証券では、日本時間の日中に米国株を取引することはできません(注文のみ可)。
6. まとめ
この記事では、moomoo証券における米国株の時間外取引について解説しました。
米国株の24時間取引を上手く利用すれば、決算発表など重要なイベントが発生したときでもリアルタイムで対応でき、取引チャンスをさらに広げることができます。
moomoo証券は米国株取引に圧倒的な強みがあり、「取引時間」「取引銘柄数」「取引手数料」「情報量」「アプリの使いやすさ」で特に優位性があります。
moomoo証券を活用して、米国株のトレードスキルの向上を図りましょう。
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