節約や貯金に努めた理由は、子ども時代の環境と親の教え
山田一郎さん(仮名・60歳)は元会社員。現役時代の年収は1,
一郎さんは、子どもの頃は決して裕福とはいえない家庭で育ちました。何かにつけ「うちにはお金がないの!」という母親。欲しいものは買ってもらえず、唯一もらえる誕生日プレゼントだけが楽しみだったといいます。
また、「お金が余ったら貯金しておきなさい」とも言われ、忠実に貯金していました。お小遣いも友達と比べると少なく、いかに無駄遣いをしないかを考えながら遊んでいたそうです。
その習性が身に付いたまま成長した一郎さんは、社会人になってからもきちんと貯金を続け、1人暮らしの時にはできるだけ外食を避け、ほぼ自炊を行うなど、節約にも努めていました。
もちろん、結婚相手にも同じ価値観を求め、結婚後も極力無駄な出費をなくす生活を続けています。
早くから運用を取り入れ、60歳で1億円超の資産を達成
一郎さんは、早くから貯蓄だけでなく運用を取り入れることの重要さも感じていました。30年前にバブル経済が一気に崩壊し、預金利率も1%を下回るようになってきたからです。
そのことをファイナンシャル・プランナーに相談したところ、運用の経験がない人に向けたリスクの少ない投資信託というものがあると知り、余剰資金はできるだけ投資信託で運用することにしました。
同時に運用に関する本を読んで勉強し、最終的には購入する投資信託の銘柄や資産配分も自分で分析できるようになったといいます。
その結果、60歳で1億円を超える資産を持つことができたのです。
このように、節約・貯金・投資などによって富裕層になった一郎さんですが、お金を持っているという素振りは一切見せません。むしろお金がない人と思われるような生活を送っています。
それには、今は亡き祖父の影響がありました。
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