低調な経済指標を受け、米景気への懸念強まる
最近の低調な経済指標を受け、米景気への懸念が強まっています。GDPNow(アトランタ連銀公表)は、1~3月期の実質GDPが2月3日時点で前期比年率+3.9%の高成長を見込んでいたものの、その後に公表された個人消費支出などの結果を反映して、足もとでは同▲2.4%と2022年1~3月期以来のマイナス成長となることが予想されています(図表4)。
もっとも、1月はカリフォルニアの山火事などの特殊要因によって経済指標が下振れたことに加え、例年、1月は寒波などの季節的な要因によってデータに歪みが生じている可能性があります。
このため、今後公表される経済指標によってGDPNowの予測値がプラス成長へ上方修正されるのか、市場の注目が一段と集まることが予想されます。
東京海上アセットマネジメント
※当レポートの閲覧に当たっては【ご留意事項】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【米ドル円】東京海上アセットマネジメントが振り返る…3月第2週の「米国経済」の動き』を参照)。
※本記事は東京海上アセットマネジメントの「TMAMマーケットウィークリー」の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が文章を一部改変しております。
※全文は「TMAMマーケットウィークリー」をご確認ください。
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