〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:三井海洋開発〈6269〉……前日比+700円(+21.28%)/終値3,990円
【売買材料】
当日の取引時間中、同社は24年12月期の連結決算と25年12月期の業績予想を発表。今期は減収予想ながらも前期に続いて過去最高益の更新を見込むほか、前期の期末配当を従来の見通しから20円増額して50円(前期の年間配当は80円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比40円増配の120円としており、これらを好感した買いが集中した。
2位:gumi〈3903〉……前日比+100円(+18.73%)/終値634円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。2月10日(月)取引終了後、同社は10億円の暗号資産(ビットコイン)購入を発表。また、25年4月期第4四半期(25年2~4月)に投資有価証券売却益11億9,500万円を特別利益に計上することもあわせて発表しており、これらが買い材料視された。
3位:サンウェルズ〈9229〉……前日比+80円(+16.84%)/終値555円
【売買材料】
入居者への訪問看護で不正・過剰な診療報酬を請求していた問題を巡り、同社の苗代亮達社長が株式の上場先について現在の東証プライムから中堅企業向け「スタンダード」への変更を検討する考えを示したと、共同通信が報道。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:Sun Asterisk〈4053〉……前日比-117円(-16.07%)/終値611円
【売買材料】
2月12日(水)取引時間終了後、同社は24年12月期の連結決算を発表。経常損益が36.2%減益の14億5,400万円と、直近のIFISコンセンサス(15億2,000万円)を下回る水準だったことが嫌気された模様。
2位:I-ne〈4933〉……前日比-355円(-15.87%)/終値1,882円
【売買材料】
2月12日(水)取引時間終了後、24年12月期の連結決算を発表。7期連続の増収増益とともに、8期連続で過去最高益を更新する見通しを発表した。一方、業績に比して株主還元の姿勢がみられないことに対する失望売りが膨らんだとの見方も。
3位:日揮ホールディングス〈1963〉……前日比-196円(-14.16%)/終値1,188円
【売買材料】
2月12日(水)取引時間終了後、25年3月期連結業績予想を発表。最終損益を230億円の黒字から一転、40億円の赤字(前期78億3,000万円の赤字)へ下方修正し、これが嫌気された模様。
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