(※写真はイメージです/PIXTA)

インターネットやSNSの普及によって、私たちは日常的に膨大な情報に触れるようになりました。さまざまな情報が瞬時に手に入るようになった半面、不正確なものや誤解を招くようなものも混在しており、ユーザーには情報を選別するメディアリテラシーが求められます。特に医療分野は、誤った情報を掴むと取返しのつかない事態を招きかねません。本記事では、医師の小田切恵三郎氏による著書『真に受けると損をする 医療常識のうそ? ほんと?30』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、子どもの中耳炎リスクに関する情報の真偽について解説します。

鼻を上手にかめる子は中耳炎になりにくい

鼻のつきあたりのちょっと手前に耳管という管の入り口があるのですが、子どものなかには、アデノイドが大きくて、この管の入り口がふさがれている子がいます。アデノイドとは、扁桃と同じく、ばい菌と闘うもともとある組織なのですが、大きすぎると耳管をふさいでしまい、中耳炎の治癒を妨げてしまいます。そういう場合は手術でアデノイドを削ってあげると良くなることが多いです。

 

小学校に上がる前くらいまでは、感染症から中耳炎に移行してしまう子が目立ちますが、これを避けるためには鼻水を上手にかめるように親が指導してあげるのがいちばんです。

 

「まだちっちゃいから鼻かみなんて無理に決まっている」って思うのは何歳くらいまでなのかな?と思って、1歳から2歳くらいまでの子どものお母さんたち何人かに、鼻かみ練習を試してみてもらったことがありました。全員ではありませんが、1歳4カ月くらいから、鼻かみできたという人がいました。鼻かみは、まずはお風呂でふん!って、楽しい育児をしてみてください。

授乳時の中耳炎対策

乳児の授乳に関しては、頭を立ててするほうが中耳炎になりにくいと思われます。飲んだミルクが、鼻のほうに上がってくると中耳炎が心配になります。耳は頭の後ろの外側にあります。上を向いて寝ると、耳は鼻、喉に対して下側に来ます。つまり中耳炎のリスクが上がることになります。

 

母乳をあげるとき、お母さんも疲れていると添い寝で母乳をあげたくなることもあるとは思います。気持ちもよく分かりますし、幸せの風景みたいな感じなのですが、中耳炎になりやすい赤ちゃんには、できるだけ赤ちゃんの頭は立ててあげてくださいね。

 

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※本連載は、小田切恵三郎氏による著書『真に受けると損をする 医療常識のうそ? ほんと?30』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・再編集したものです

真に受けると損をする 医療常識のうそ? ほんと?30

真に受けると損をする 医療常識のうそ? ほんと?30

小田切 恵三郎

幻冬舎メディアコンサルティング

インターネットやSNSの普及によって、私たちの日常には膨大な情報があふれかえるようになりました。さまざまな情報が瞬時に手に入るようになった半面、その中には不正確なものや誤解を招くようなものも含まれています。著者に…

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