税務調査官「銀行の貸金庫を見せてください」…60代亡夫が仕舞った〈金の延べ棒・現金計2,000万円と“2枚の紙”〉に妻、長男涙。家族も知らないのに税務署が嗅ぎつける理由【税理士が解説】

税務調査官「銀行の貸金庫を見せてください」…60代亡夫が仕舞った〈金の延べ棒・現金計2,000万円と“2枚の紙”〉に妻、長男涙。家族も知らないのに税務署が嗅ぎつける理由【税理士が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

相続発生時、遺族が把握していない財産が後日発覚するケースは少なくありません。特に、貸金庫は相続手続きの中で見落とされがちな財産の一つです。貸金庫は金融機関によって管理されており、税務調査の対象となるため、相続人はその存在と内容を適切に申告する必要があります。本記事ではAさんの事例とともに、貸金庫をめぐる税務調査について、木戸真智子税理士が解説します。※プライバシーのため、実際の事例内容を一部改変しています。

下された追徴課税額

結果、申告に漏れがあったとされ、Aさんの妻は修正申告の対象となり、約600万円の追徴税を支払うことに。

 

残念な結果ではあるのですが、落ち着いてから久しぶりに見たAさんが大事にしていた思い出の品に出会えて、気持ちがあたたかくなったのとやはり、寂しい気持ちも押し寄せてきました。

税務署が貸金庫の調査を行える理由

税務調査においては、預金の情報だけでなく、貸金庫についてももちろん調査が行われます。税務調査をする職員には、金融機関を調査する権限があるからです。

 

相続人が把握していなくて、Aさんの妻のようにうっかりということもあるかもしれません。また万が一、貸金庫ならバレないと思っていたとしたらそれは間違いです。また、相続で名義変更手続きをするまで遺族が知らなかったというケースもありますので、できるのであれば家族で日ごろから話をしておくことも大事です。

 

 

木戸 真智子

税理士事務所エールパートナー

税理士/行政書士/ファイナンシャルプランナー

 

\11月29日(土)-30日(日)限定配信/

税務調査を録音することはできるか?
相続税の「税務調査」の実態と対処方法

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<

 

カメハメハ倶楽部セミナー・イベント

 

【12/9開催】
「資産は借りて増やせ!」
3年間で延べ1,500社以上を担当した元銀行トップセールス社長が語る
“新規事業×融資活用”で資産を増やすレバレッジ経営戦略

 

【12/11開催】
企業オーナー・医療法人のための
事業と個人の安心を守る「グローバル資産戦略」
〜実例で学ぶ 経営資産の防衛と承継設計〜

 

【12/13-14開催】
不動産オーナーのための「法人化戦略」
賢いタックスプランニングで“キャッシュを最大化する”方法

 

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録