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株式投資における「証券会社」と「証券取引所」の役割

今回は、株式投資における「証券会社」と「証券取引所」の役割を見ていきます。※本連載は、一般社団法人円流塾の代表理事で、ファイナンシャルプランナーの吹田朝子氏と、テクニカルアナリストの石川紀子氏による共著、『お金オンチの私が株式投資を楽しめるようになった理由』(C&R研究所)の中から一部を抜粋し、投資本来の役割や歴史、お金との上手な付き合い方をストーリー仕立てで紹介します。

個人投資家は、証券会社を通して売買注文を出す

前回までの連載では、間違いだらけの株式投資について、杏奈さんの母親の言葉、おじさんなどの事例をヒントにしながらよく聞かれる株式投資の落とし穴を整理しました。

 

株はギャンブルとはそもそも違うこと、人間の「損を嫌がる癖」が株の売買の判断を鈍らせていること、そして、株の売買は大きな市場に発展しており、自分のペースでかかわることが必要だと大輔さんは説明しています。

 

特に、株の売買の仕組みを知るためには、証券取引所や証券会社の役割をしっかりと理解しておくことも大切です。証券取引所と証券会社の役割は、以下のような図でイメージすることができます。

 

 

証券取引所には、たくさんの上場企業の株(日本国内でも2016年現在で3600社以上)が売買できるように整備されており、私たち個人投資家は、証券会社を通して売買注文を出すことができます。

株式投資は「自分のペース」で売買することが大事

たとえば、投資家1がA社の株に投資しようと行動する場合、自分が口座を開いている証券会社のネット注文画面を通して、「A社の株を700円で100株買いたい」と買い注文を出します。

 

一方、投資家2が、別の証券会社を通じて、「A社の株を700円で100株売りたい」と売り注文を出していたとすると、ちょうどそれらがピッタリの条件なので、取引成立となります。

 

取引が成立したことによって、投資家1は、購入資金を払い、売り注文を出した投資家2の元には売却代金が入ります。(実際は、証券会社の売買手数料がかかるので、代金+αのお金が動きます。)

 

このように株式投資はしっかりとしたシステムが整備されていることで、私たち個人投資家がかかわっていけるのですが、前回、大輔さんは、特に自分の目的やビジョン、許容できるリスク度、お金の管理など自分のペースでかかわることが必要だと言っています。

 

株式投資自体はギャンブルでも悪でもなんでもなく、しっかりと目的やメンタル面の準備、投資をする段取りができていれば、楽しく付き合えるものになります。

一般社団法人円流塾 代表理事
お金のメンタリスト 

1989年一橋大学商学部卒業後、生保会社で企画・調査、予算管理部門を経て1994年よりFPとして独立。3300件以上のお金の相談を通じて、本人の在り方を活かす「美しいお金との付き合い方」を伝授している。「愛あるお金さんの循環ゲーム」、円流塾などを主催。1級ファイナンシャルプランニング技能士,CFP®

■円流塾:http://yenstream.or.jp/
■メール講座:http://www.reservestock.jp/page/step_mails/3723

著者紹介

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe®)
2級ファイナンシャルプランニング技能士  

日本大学芸術学部文芸学科卒業。
1998年投資顧問会社入社。2000年より投資顧問会社の株式情報サイトにて、株式投資講座、市況概況、個別銘柄解説など記事執筆。2015年よりフリー。投資については単に「儲かる・損する」という見方ではなく、生活に根付いたファイナンシャルプランニング面からの位置付け、取り組みなどをテーマとしている。

■誰でも始められる株式投資「株のステップ」:http://kabu-step.com/

著者紹介

連載お金オンチでも楽しめる「株式投資」

 

お金オンチの私が株式投資を 楽しめるようになった理由

お金オンチの私が株式投資を 楽しめるようになった理由

吹田朝子、石川紀子

C&R研究所

本書は、株式投資に対して「株って怖いもの?」「ギャンブルなの?」などと漠然とマイナスのイメージを持っていて、投資を始められない初心者のために、投資本来の役割や歴史、お金との上手な付き合い方をやさしく丁寧に解説し…

 

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