(※写真はイメージです/PIXTA)

米大統領選挙でトランプ氏の再選が確実視され、「米ドル円」に対する世の中の関心はかつてないほどに高まっています。そこで、今週の米ドル円相場の動向に影響を与えそうな「注目の経済指標」について、東京海上アセットマネジメントが解説します。

前週は1⽶ドル=152円台を中⼼に推移

為替市場では、⽶⼤統領選を前に様⼦⾒ムードが広がるなか、週前半は1⽶ドル=152円台を中⼼に推移しました。

 

その後、5⽇に投開票された⽶⼤統領選でトランプ候補の勝利が確実との報道が伝わると、⼀時154円台後半まで円安⽶ドル⾼が進⾏。しかし、パウエルFRB議⻑が当⾯利下げが継続する考えを⽰したことを受け、円⾼⽶ドル安基調に転じ、8⽇には1⽶ドル=153.13円と1⽇(152.05円)に⽐べ、円安⽶ドル⾼となりました(図表1)。

 

出所:Bloomberg
[図表1] ドル円と⽇⽶⾦利差 出所:Bloomberg
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