相続トラブルはお金持ちだけの問題じゃない
今回は死後に借金の存在が発覚し、せっかくの資産を相続放棄をしてしまった事例を紹介しました。
「相続」と聞くとお金持ちだけの問題だと考えてしまいがちですが、資産をさほど持たない人でも相続のトラブルは発生し、2020年の司法統計によると調停・審判となった事例の80%近くは遺産の金額が5,000万円以下で起きている事実があり、むしろさほど資産がないほうが相続を巡るトラブルが起きているということがわかります。
前述のとおり、相続の問題は法律が複雑に絡み、下手に対策すると余計に税金を支払ってしまうようなケースになったり、思わぬトラブルを引き起こしてしまったりする可能性もあります。自分の死後、親や身近な人の死後にどのようなことが考えられるのか、相続に強い弁護士や司法書士などの専門家に相談しながら検討していくとよいでしょう。
小川 洋平
FP相談ねっと
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

