採用促進を目的としてSNSを活用している会社は非常に多い一方で、建設業界ではほとんどの会社がいまだに取り入れていないのが実情です。しかし、SNS活用の流れは建設業界にも間違いなくやってくると話すのは、建設業専門のコンサルタントである中西涼氏です。中西氏の著書『建設業のためのSNS採用バイブル』(幻冬舎)より一部抜粋・再編集し、その理由について詳しく解説します。

2025年以降は建設業のSNS活用の全盛期がくる!

これから建設業もSNSが全盛になる

YouTube、LINE公式アカウント、Instagram、そしてTikTokと、各SNSの設定や運用方法でやることはシンプルです。

 

  1. 動画の企画を考える。
  2. スマホで撮影して、アプリで編集する。
  3. YouTubeに動画を投稿する。
  4. 同じ動画をInstagramやTikTokにも投稿する。
  5. LINE公式アカウントでコミュニケーションを取る。

 

これだけです。撮影・編集・投稿のすべてが、ほぼスマホで完結します。あとはコツコツと投稿・運用を続けることで成果が上がっていくはずです。

 

深刻化する建設業界の人手不足。その解決策はSNSにあり、そしてSNS運用はそれほど難しくはありません。

 

「今とりあえずInstagramやTikTokを行っている」
「アカウントだけ持っている」
「SNSをやるべきか悩んでいた」

 

そんな会社は、迷わずSNSを始め、そして着実に運用していきましょう。

 

現在、SNSは全盛期を迎えており、YouTube、Instagram、TikTokを中心にユーザー数は年々増加しています。この傾向は今後も続くと予想されます。

 

建設業ではほとんどの会社がSNS運用を行っていませんが、その有効性にいち早く気づいた会社はすでに始めており、大きな成果を出しています。それでも「採用に特化したSNS」を運用している会社などは、ほぼ見当たりません。だからこそ、今すぐに始めるべきなのです。迷っている暇はありません。

 

先んじた行動がアドバンテージを築く

建設業の採用にSNSが有効であることが広く知られることになるかもしれません。その結果、2024年後半、そして2025年以降は建設業界のSNSが全盛期を迎えるのではないかと推測しています。だからこそ、すぐにSNSを始め、他社との差別化を図りましょう。

 

他社がSNSに取り組み始める前に、先行してアカウントを伸ばしておくことで、大きなアドバンテージを得られます。先行者となってアカウントを育てておくだけでもかなりの差別化となり、あらゆる面で選ばれやすくなります。

 

「他社がやっていないからうちも別にいい」「今は採用にそこまで困っていないから」という会社もあるかもしれませんが、今後はどうなるか分かりません。常に先を見据え、先手を打つことが経営における重要点です。

 

建設業界の未来を左右するのは、SNSへの取り組み方にあるといっても過言ではありません。2025年以降、建設業界のSNSは全盛期を迎えます。そのときに備え、今から戦略的にSNSを活用していくことが、これからの時代を生き抜くためのカギとなる
でしょう。

 

そして、SNS運用を始めるのなら片手間ではなく、本気で取り組むべきときです。先見の明を持ち、行動を起こしましょう。建設業界の明るい未来は、SNSを通じて切り拓かれていくのです。

 

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※本連載は、中西涼氏の著書『建設業のためのSNS採用バイブル』(幻冬舎)より一部を抜粋・再編集したものです。

建設業のためのSNS採用バイブル

建設業のためのSNS採用バイブル

中西 涼

幻冬舎

本書では、建設業界における採用難の解決策として、YouTube、LINE、Instagram、TikTokという4つの主要SNSを中心に、それぞれの特徴やメリット・デメリット、そしてどのように運用すれば反響を得られるかを詳細に解説しています…

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