建設業の人材採用にはさまざまな問題が
建設業者は「本気」でSNSに取り組もう
採用サイト以外にも、ホームページ制作に過剰なコストをかけたり、ヘッドハンティングに費用を投じたりするケースもありますが、いずれも効果的とはいえません。費用をかけずに行う採用活動としてはハローワークがありますが、スキルのある即戦力を採用するのは難しいといわざるを得ません。
私が先日話をしたクライアントは、求人サイト、リスティング広告、新聞広告などに年間数千万円もかけているのに効果があまりないと嘆いていました。そのような費用対効果の低い手法に固執するのではなく、新たな採用戦略、つまりSNSに取り組むことが大切なのです。
若年層の情報収集手段として旧来のメディアの存在感がますます低くなる一方、インターネットメディア、特にYouTube、Instagram、TikTokを中心とするSNSの役割が格段に高まっています。そしてそれらのユーザーをターゲットに、採用手段としてSNSを活用する企業はますます増加しています。
今後は建設業界でもSNSが全盛期を迎えると推測されます。少しでも早くSNSを始め、アカウントを伸ばしておくことで、他社との差別化を図れるのです。人手不足に悩む企業はSNSに本気で取り組むべきなのです。
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