人手不足に悩む建築業界において、採用促進のためのSNS活用は今や必須です。本記事では、建設業専門のコンサルタントである中西涼氏の著書『建設業のためのSNS採用バイブル』(幻冬舎)より一部抜粋・再編集し、数ある中でもマストで活用すべき4つのSNSと活用法について詳しく解説します。

建設業者が押さえておきたいSNSは、ズバリこの4つ

建設業は4つのSNSを同時運用せよ!

SNSを活用した採用活動に興味を持つ建設業界の企業は増えていますが、実際に始めるとなると、多くの疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。

 

「SNSの種類が多すぎて、何から始めればいいのか分からない」「すべてのSNSを活用すべきなのか」「自社に最適なSNSはどれなのか」といった質問が浮かんでくるかもしれません。

 

結論からいえば、建設業の採用活動に最も効果的なのは、

 

  •  YouTube
  •  LINE公式アカウント
  •  Instagram
  •  TikTok

 

 

の4つのSNSを同時運用することです。これらのSNSで同時にアカウントを作成し、並行して情報発信・コミュニケーションを行うようにしましょう。この4つに絞った理由を次に説明します。

 

理由1 利用者が圧倒的に多いから

建設業界がSNSを活用して採用活動を行う際、YouTube、LINE公式アカウント、Instagram、TikTok に注目すべき理由の1つは、これらのプラットフォームの利用者数が圧倒的に多いからです。SNS各社が公表した資料やニュースなどの情報によると、国内ユーザー数は以下のとおりとなっています。

 

出所:
[図表1]主要SNSの日本国内での月間利用者数(アクティブユーザー)

 

日本国内のSNS利用者数ランキングでは、LINEが約1億人と最も多く、日本の総人口の大部分をカバーしています。次いで、YouTube、X、Instagram、TikTok、Facebookと続きます。データが公表された時期がまちまちなので単純比較はできないものの、私の体感値としてもこの順位はおおむね正しいと思えます。

 

ほかのSNSと比べて利用者数は少ないものの、今後の成長が期待できるのはTikTokです。なぜなら、現在のTikTokユーザーは10代、20代が中心であり、今後はほかの世代にも拡大していくと考えられるからです。

 

YouTubeも世に出たばかりの頃は若い世代しか利用していませんでしたが、次第にユーザー層が広がり、今では全年代が利用するメディアとなりました。TikTokも近い将来、YouTubeのように急成長を遂げる可能性が高いと考えられます。今後、5000万、7000万人以上のユーザーを抱えるSNSになると私は考えています。

 

一方で、XとFacebookは若年層の利用者が減少傾向にあります。以上の理由から、利用者数が圧倒的に多く、今後も成長が見込まれる4つのSNS(YouTube、LINE公式アカウント、Instagram、TikTok)の利用を推奨します。

 

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次ページ理由2 動画に強いSNSだから

※本連載は、中西涼氏の著書『建設業のためのSNS採用バイブル』(幻冬舎)より一部を抜粋・再編集したものです。

建設業のためのSNS採用バイブル

建設業のためのSNS採用バイブル

中西 涼

幻冬舎

本書では、建設業界における採用難の解決策として、YouTube、LINE、Instagram、TikTokという4つの主要SNSを中心に、それぞれの特徴やメリット・デメリット、そしてどのように運用すれば反響を得られるかを詳細に解説しています…

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