まさかお前まで…最愛の妻に続き、溺愛していた犬まで亡くした68歳男性。ペットの供養費用はいくら?自分と同じ墓に入れる?ひとりぼっちになった男性が取った最終手段【CFPが解説】

まさかお前まで…最愛の妻に続き、溺愛していた犬まで亡くした68歳男性。ペットの供養費用はいくら?自分と同じ墓に入れる?ひとりぼっちになった男性が取った最終手段【CFPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

浩造さん(68歳)は妻に先立たれ、その後は愛犬と一緒に暮らしていました。愛犬がいたことで妻が亡くなった悲しみを癒やしてもらえたことも大きな存在です。しかし、ある日突然、愛犬が持病の心臓病の悪化で亡くなってしまいました。悲しみに暮れる浩造さんですが、供養をどのようにするか決めかねています。本記事では、CFPなどの資格を持つトータルマネーコンサルタントの新井智美さんが、ペットの供養方法や費用相場について解説します。

ペットを飼うときには別れのときのことも考えておく

浩造さんは毎朝チョコちゃんの遺影とお骨を飾ったチョコちゃん専用の仏壇に水をあげ、話しかけています。最初は現実を受入れられず涙を流していたものの、最近ではようやく落ち着いてきたとのこと。

 

でも、いまだにふとした瞬間チョコちゃんが帰ってきてくれるような気持ちがすると言っています。毎月チョコちゃんの月命日にはお花を飾り、好きだったおやつをお供えしているとも。家に帰ったときにチョコちゃんの写真とお骨を見ることで安心することもあるそうです。

人間の墓には一緒に入れられない可能性も

浩造さんは自分が亡くなったら、チョコちゃんのお骨も一緒にお墓に入れてくれと子どもたちに頼んでいます。ただ、お寺にあるお墓にペットのお骨を一緒に入れることはまだ認められないケースが多く、その場合は別の供養方法を考えなければなりません。

 

その際にはペットの永代供養を検討してみてもいいかもしれません。他のペットと同じお墓になってしまうのは悲しいかもしれませんが、定期的に法要を行ってくれるところもあります。

 

浩造さんはまだしばらく手元供養で過ごし、何年目かの節目に永代供養を考えてもいいかとも思い始めました。子犬のころからずっと一緒にいたからこそ、離れられない気持ちは分かります。ただ、ペットのことだけを考えるのではなく、精神的な負担はもちろん、経済的な負担が残される家族にかからないような供養方法を考えることも大切なのではないでしょうか。

 

■参考サイト
【2024年最新版】日本のペット飼育頭数は犬減少・猫横ばいに!ペット市場規模も解説
https://media.equall.jp/archives/15331

 

ペットの供養、どうすればいい?5つの方法別に徹底比較!
https://www.aeonlife-petsou.jp/column/condolence/method-of-pet-supply/

 

ペット供養はお寺でできる|手厚く弔ってもらうための費用や失敗しない選び方https://petlly.jp/column/pet-memorial-service/pets-temple/

 

 

 

 

新井智美

トータルマネーコンサルタント

CFP

 

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