株価が下がった時に特定すべきこと
伸びると思って投資した銘柄の株価が下がった時、売却するか、我慢して持ち続けるかを判断するには、まず株価の下落要因が何であるかを特定する必要があります。
株価が下げる要因は、個別要因と相場要因に大別できます。個別要因は、その会社に何か悪材料が出て株価が下げることで、相場要因はマーケット全体が下げたことで、それに引きずられて株価が下げることです。
後者の事情で株価が下げた時は、これはもう仕方がないということであきらめてください。あえて売却する必要もないでしょう。相場全体の下落に引っ張られて株価が下げた時は、時間が経てばどこかで再び相場全体が上昇に転じるので、その時には株価が回復していくはずです。
しかし、相場全体が上昇しているのに、自分の保有株が下げている時は、要注意です。
その時はまず競合他社の株価をチェックします。同業他社に何か悪材料が出て、同業者の株価も引きずられて下げているケースが考えられるからです。
その場合、自分が保有している会社にまで、その悪影響が及ばないと判断した時は、保有したままで大丈夫ですが、業界全体に波及するような問題であれば、売却します。
率にして5%程度下げたら要警戒で、投資先企業に何か大きな問題が生じていないかどうかを、しっかりチェックするようにしてください。それでも保有すると判断した時には、下落に対して自分が説得力のある反論ができるかどうかも考えましょう。
説得力のある反論ができるなら保有し続ければいいし、反論できない場合は売却を考えます。
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