9月18日の日経平均株価は、ここもと株価の重石となっていた円高進行が一服したことで反発。円安が業績にポジティブに働くトヨタをはじめとした自動車株や、半導体関連銘柄の一角に買いが入りました。もっとも、米FOMCや日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードは健在でポジション調整の動きも出やすく、後場には一時前日比マイナスに沈む場面も。その後、日経平均株価は大引けにかけて再び値を戻し、前日比176.95円高の36,380.17円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが153銘柄、値下がりが69銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、トヨタ自動車〈7203〉、TDK〈6762〉、ディスコ〈6146〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、ニトリ〈9843〉、第一三共〈4568〉、大塚ホールディングス〈4578〉、信越化学工業〈4063〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億3,100万株、売買代金は3兆4,707.39億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、輸送用機器械、石油・石炭製品、鉱業、ゴム製品、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、陸運業、空運業、医薬品、不動産業、食料品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がトランコム〈9058〉で+1,500円(+20.46%)の8,830円、2位がマネジメントソリューションズ〈7033〉で+188円(+12.29%)の1,718円、3位が三井海洋開発〈6269〉で+289円(+10.56%)の3,025円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が西武ホールディングス〈9024〉で-349円(-9.09%)の3,490円、2位がアクシージア〈4936〉で-45円(-7.75%)の536円、3位がメドレー〈4480〉で-220円(-6.66%)の3,085円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは39銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。
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