9月4日の日経平均株価は、米景気の減速懸念から今年3番目の下げ幅を記録する大暴落。前日比1,638.70円安の37,047.61円で取引を終えました。前日の米国では、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の製造業景況感指数が市場予想に届かず、好不況の節目となる50割れとなりました。これによりNASDAQが前日比-3.26%、フィラデルフィア半導体指数が-7.75%の大暴落。さらに、米景気減速懸念を受けた米ドル安・円高進行もあり、国内株についても終日売り優勢の相場となったとみられます。ここまで日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが11銘柄、値下がりが214銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、ニトリ〈9843〉、ZOZO〈3092〉、花王〈4452〉、イオン〈8267〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は20億0,700万株、売買代金は5兆1,062.01億円となり、前日と比べて増加。
業種別では上昇した銘柄はなく、陸運業、小売業、食料品、空運業、倉庫・運輸関連業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が富士ソフト〈9749〉で+660円(+7.36%)の9,630円、2位が山善〈8051〉で+43円(+3.19%)の1,393円、3位がバンダイナムコホールディングス〈7832〉で+96円(+3.08%)の3,210円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がサンウェルズ〈9229〉で-462円(-19.12%)の1,954円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で-379円(-14.31%)の2,270円、3位がKOKUSAI ELECTRIC〈6525〉で-435円(-11.28%)の3,420円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは22銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。
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