8月19日の日経平均株価は、寄り付き下げてスタート。売り一巡後は一時プラスに転じる場面もみられましたが、後場に入り一段と下げ幅を広げる展開に。ここもと5日続伸していた日経平均株価には、短期筋を中心とした利益確定の売り圧力が溜まっていたとみられ、為替市場で進む「米ドル安・円高」を材料に、海外短期筋などによる売りが優勢となった模様です。結局、日経平均株価は前日比674.05円安の37,388.62円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが33銘柄、値下がりが191銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉、ニトリ〈9843〉、KDDI〈9433〉、ZOZO〈3092〉、オリンパス〈7733〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億1,700万株、売買代金は4兆1,613.54億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、小売業、海運業が上昇した一方、鉱業、機械、輸送用機器械、電気機器、ゴム製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がセブン&アイ・ホールディングス〈3382〉で+400円(+22.71%)の2,161円、2位がネットプロテクションズホールディングス〈7383〉で+23円(+8.75%)の286円、3位がセブン銀行〈8410〉で+22.1円(+8.28%)の288.9円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がシンフォニアテクノロジー〈6507〉で-310円(-7.67%)の3,730円、2位がアイスタイル〈3660〉で-39円(-7.65%)の471円、3位が保土谷化学工業〈4112〉で-400円(-7.29%)の5,090円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは28銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。
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