リターンを実現するために注目するべき投資対象とは
市場サイクルを問わず、航空機リースビジネスには構造的な投資機会が存在します。商用ジェット機の多くは30年程度の耐用年数があるものの、燃費効率の高い新型機に頻繁にアップグレードされています。
そのため、リース平均期間は機体の耐用年数よりも短くなっています。
また、市場環境が改善すれば、大手の航空機リース会社は保有機体を新型の航空機に入れ替え、機齢が中期や後期にある航空機を売却し、自社の格付けを維持しようとします。
こうした航空機が中距離路線向けの中型主力機種であり、需給バランスの歪みから投資家により魅力的な価値をもたらします。製造から5~10年程度の耐用年数が長い航空機などはフォーカスすべき投資対象です。
すでに技術的な性能が実証されており、コスト対比で十分なキャッシュフローを生み出すことが多く、売却時期が来れば他のリース会社への売却や貨物機への転換など、複数の出口戦略も考えられます。
もちろん、航空機リースへの投資を成功させるにはしっかりした案件創出力や管理能力が必要で、リターンの実現には能力や経験が重要になります。旅客需要を冷やす大きな出来事は今後も起こり得るものです。
それでも大局的な観点で、新たな実物資産投資、新たなインカムリターンの源泉として、航空機リースは魅力的な資産クラスになると考えます。このキャッシュフローやインカム収入は、資産ポートフォリオの成長に大きく寄与する可能性があるのです。
清森 英晃
アライアンス・バーンスタイン株式会社
プライベート・オルタナティブ部 ディレクター
注目のセミナー情報
【国内不動産】4月26日(土)開催
【反響多数!第2回】確定申告後こそ見直し時!
リアルなシミュレーションが明かす、わずか5年で1,200万円のキャッシュを残す
「短期」減価償却不動産の節税戦略
【資産運用】5月10日(土)開催
金価格が上昇を続ける今がチャンス!
「地金型コイン」で始める至極のゴールド投資
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【5/13開催】
高齢者入居で賃貸収益が劇的に上がる
孤独死・空室・相続トラブルを
まとめて解決セミナー
【第1回】終活時代の到来!
賃貸経営への影響と収益チャンス
【5/14開催】「トランプ関税ショック」
で見えた“コモディティ投資”の魅力
【5/15開催】南米の
知られざる不動産投資機会
「アルゼンチン」「ウルグアイ」
不動産の狙い目
【5/27開催】不誠実な
フランチャイズ本部を見抜け!
失敗しない「加盟先の選び方」
「FC投資の進め方」